アーセナルを追い続けて~since2014

アーセナルを追い続けて20年超のガナーズが今シーズンを綴ります。

アーセン・ベンゲルがアーセナルの監督に就任して以来、 アーセナルを追い続けて20数年。
そんなアーセナルの2014-15、2015-16、2016-17、2018-19、2019-20シーズンに続き、
2020-21シーズンもアーセナル視点で綴ります。

プレミアリーグを中心に戦評します。 CL・EL・FA杯は可能な限り戦評します。
※フォーメーション(スタメン)は毎試合掲載します。

【FAカップ準決勝 アーセナル VS レディング】 延長制し2年連続決勝進出!!

FAカップ】2015.4.18
アーセナル 2-1 レディング(ウェンブリー)

【得点】
40’ 1 - 0 サンチェス
54’ 1 - 1 マクリアリー
105’ 2 - 1 サンチェス

【スタッツ】
ポゼッション 72% - 28%
枠内シュート 9 - 4
枠外シュート 14 - 8

4.11のバーンリー戦から、ジルー、モンレアル、ベジェリン、オスピナOUT
ウェルベック、ギブス、ドュビッシー、シチェスニーIN
明言していたシチェスニーに加えて、両SBとジルーが交替。
おかえりドゥビュシーは、1月のストーク戦以来のスタメン。
まぁ、次節の4.26のチェルシー戦を意識したスタメンかな。
相手は2部レディング。あらゆるデータが有利を謳っているが、
何かが起こるのがFA杯。油断大敵である。

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前半:想定通り

試合は序盤からペースを握りポゼッションはするが決定機を作れない嫌な展開。
それでも39分にエジルからのパスをサンチェスがトラップと1フェイントから
シュートを決める。 欲していた先制弾がサンチェスによってもたらされた。
これで一気に加点して、試合を決めに掛かりたいところだが、このまま前半終了。

後半:決まりそうなセットプレーも…

後半に入ってからは、何度かセットプレーからチャンスを作る。
セットプレーのディフェンスが甘いのでことごとくメルテザッカーが競り勝てて
決定機を作るがGKに阻まれる。

そして54分にまさかの瞬間が…
左サイドからのクロスをマクリアリーがボレー。ギブスのディフレクトしたボールは
シチェスニーが防ぎきれずに、ゴールラインを割ってしまい同点に。

その後ジルー投入し、メルテザッカーが負傷退場。変わって入ったガブリエルが
またもやFKから競り勝ちチャンスをつかむが、決めきれない。
そして試合はそのまま流れ、遂には延長に突入。

延長:コクラン→ウォルコットで勝負

延長ではコクランを下げて、ウォルコットを起用し打開にはかり、
ラムジーエジルらが何度かチャンスを作るがきめきれない。
嫌なムードが漂い始めた105分、左サイドを駆け上がったサンチェスが
中に切れ込んでシュート。これを、これまで好セーブを連発していた
GKフェデリチがまさかのファンブルで、ゴールマウスの中に・・・。
またもやサンチェスがねじ込んだ。このゴールを守りきり、
このまま2-1で終了し、アーセナルが2年連続の決勝進出を決めた。

戦評:決勝進出!!

もう少し楽に勝ちたかったが、この嫌な感じがまさにFAカップ
それでも負けなかったことを今は喜びたい。
この日も決して調子が良くないラムジーが、終盤のなんやかんやで、
決めそうな雰囲気があったのだが、それをポストに阻まれ、GKに弾かれで
決めきれなかったときに、正直嫌な予感しかなかった。

最後のサンチェスのゴールは、ほんとにまさかのファンブルだったが、
ほんとに貴重な決勝ゴールになった。はやりこの男持ってるね。

誤算は怪我明けのドゥビッシーを120分使ったことだろう。
さすがに想定してなかっただろうね。

そしてこの翌日、アストン・ヴィラリバプールを撃破。
決勝の相手が、アストン・ヴィラに決まった!さぁ2連覇へ!