【プレミアリーグ】5.4
アーセナル(A) 3-1 ハル・シティ(KCスタジアム)
【得点】
28' 1 - 0 サンチェス
33' 2 - 0 ラムジー
45' 3 - 0 サンチェス
56' 3 - 1 スティーヴン クイン
【スタッツ】
ポゼッション 68% - 32%
枠内シュート 9 - 1
枠外シュート 13 - 7
優勝は決まったが、2位確保と来シーズンへの布石。
残留争い真っ只中のモチベーションの高いハルシティが相手。
プレミアでは4.4リバプール戦以来、4試合連続の同じスタメン。
現時点でのファーストチョイスが明確に示されている。
なにより中央エジルで右ラムジー、ボランチにコクランとカソルラという形で
ラムジーが中央寄りに入り、相手スペースをベジェリンが使う。
このパターンが攻撃の基本戦術になりつつある。
前半:昨シーズンのラムジーが帰ってきた!
試合開始直後からプレッシングをかけて、ボールを保持し、ペースをつかむ。
得点もそのプレッシングからボール奪取し、早い展開で攻め上がり、
ファールをもらい。そのFKをサンチェスが、ディフレクトしつつも直接決めて先制!
さらにその5分後に、中央のカソルラから、縦に送ったピンポイントのパスを
ラムジーが見事なトラップで、振り向きざま右足シュート。
これもディフレクトするもゴールに吸い込まれて、追加点。
完全にアーセナルペースで、前半終了間際に、ラムジーのスルーパスに
サンチェスが抜け出し、GKをかわして、3点目!
あっさりとゲームを決めた。
後半:一瞬の隙をつかれたが危なげなく。
後半もアーセナルペースは変わらない。
それでも56分に、コシェルニーへのファイルかと思い、一瞬動きが止まった隙を
疲れて、クインがヘディングで決められ1点を返される。
ただ、そこからは落ち着いてゲームを支配し、相手にチャンスを与えない。
その後も幾度となく決定機を作るが決めきれず、ファールも取ってもらえず
得点にはいたららなかったが、危なげなくそのまま試合終了。
戦評:復活のラムジーと驚愕のエジル
スタッツを見ての通りの危なげなく快勝。
もうこうなったらサンチェスはだれにも止められないね。
後半は得点こそなかったが、追加点があってもおかしくない展開で、
エジルが見せたダイレクトヒールパスなんて鳥肌もんだった。
この日はラムジーが良かった。ゴールはもちろん昨シーズンを思わせる動きで
攻撃を活性化させていた。終盤、ラムジーに代わりウィルシャーが久々に出場。
怪我明けで動きを心配したが、本人もファーストチョイスでないことを
自覚しているのかモチベーション高く、積極的に攻め込む姿は、実に頼もしかった。
これで2位のシティとは勝ち点で並び、得失点の差で3位。
ただしアーセナルは1試合少ない。
残り4節を残すのみ。さあ来季への布石をこのまま見せ続けてほしい!