アーセナルを追い続けて~since2014

アーセナルを追い続けて20年超のガナーズが今シーズンを綴ります。

アーセン・ベンゲルがアーセナルの監督に就任して以来、 アーセナルを追い続けて20数年。
そんなアーセナルの2014-15、2015-16、2016-17、2018-19、2019-20シーズンに続き、
2020-21シーズンもアーセナル視点で綴ります。

プレミアリーグを中心に戦評します。 CL・EL・FA杯は可能な限り戦評します。
※フォーメーション(スタメン)は毎試合掲載します。

【FAカップ決勝 アーセナル VS アストン・ヴィラ】 4発快勝で2連覇っ!我らがチャンピオンだ!!

FAカップ】2015.5.3
アーセナル 4-0 アストン・ヴィラ(ウェンブリ―)

【得点】
40' 1 - 0 ウォルコット
50' 2 - 0 サンチェス
62’ 3 - 0 メルテザッカー
90’ 4 - 0 ジルー
-

【スタッツ】
ポゼッション 59% - 41%
枠内シュート 8 - 0
枠外シュート 8 - 2

ウォルコット1TOPで連覇に挑む。

5.24最終節から、オスピナ、ギブス、ガブリエル、ウィルシャーOUT
シュチェスニーモンレアル、コシェルニー、ラムジーIN
TOPにはジルーではなく、最終節でハットトリックウォルコットを起用
GKはオスピナではなく、カップ戦=シュチェスニーのまま

 

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前半:価値あ先制点は、コクラン→ウォルコット→サンチェス→ウォルコット

序盤からアーセナルがペースを握り、アストンヴィラベンテケ頼みな展開。
15分にはコシェルニーがフローでヘッドを放つなど点が入る予感は漂うが
なかなかゴールを割れない。
そしてこのまま0-0で前半終了なのかというムードが漂い始めた40分。
コクランが大きくサイドチェンジで左に開いたウォルコットへ。
そこでボールを溜めて、駆け上がったモンレアルへ絶妙な多イニングで渡すと
そのクロスをファーサイドのサンチェスが頭で落として、
再びウォルコットがボレー一閃。大事な試合で価値ある先制点をあげる!

 

後半:サンチェスが、メルテザッカーが、ジルーが!

後半もアーセナルペースは変わらず、50分に左サイドでボールを持った
サンチェスが、モンレアルの動きを囮にして中に切れ込むと、
PAの外から右足を振りぬきシュート。これが見事にゴールに突き刺さった!
さらに62分にはカソルラのCKからメルテザッカーが中央でヘディングシュート、
ミートしなかったが、そのままゴールに吸い込まれた
仕上げはアディショナルタイムに変わって入ったチェンバレンからのクロスを
これまた途中出場のジルーが足先ですらしてとどめのゴール!
スタッツを見てのとおり全く危ない部分がないまま集中力を切らすことなく
決勝戦を4-0という快勝。連覇キタ━━━━━━━━!

見事大会2連覇、通算12回目の優勝を飾った。

これで通算優勝回数もマンUを抜いて、単独1位に。

 

戦評:2年連続12回目のFAカップ制覇。

歓喜の瞬間は、昨年のドキドキ感ではなく、余裕をもって、 
喜びをかみしめる時間を味わいながらのホイッスル。 

連覇である。 
感無量のタイトルである! 

試合も序盤から落ち着いてゲームを支配し、前線もウォルコットがいることで 
動きが活性化し、引いて守るアストンヴィラの守備陣を切り崩しにかかっていた。 
サンチェスのスーパーゴールが決まってからはさらに落着き、
ゲームをコントロール。 
危ない部分をほとんど与えずに4-0の快勝。 

しかもゴールしたのが、ウォルコット、サンチェス、メルテザッカー、ジルーで
アーセナルらしくバリエーションがすべて異なる形でのゴール。
どうだ!これぞアーセナルフットボールだ。

セレモニーではメンバーの弾けた姿を見て、こちらもうれしくなる。
そして、ベンゲルがトロフィーを掲げている姿は、実に美しい。

アーセナルよ、ありがとう。