アーセナルを追い続けて~since2014

アーセナルを追い続けて20年超のガナーズが今シーズンを綴ります。

アーセン・ベンゲルがアーセナルの監督に就任して以来、 アーセナルを追い続けて20数年。
そんなアーセナルの2014-15、2015-16、2016-17、2018-19、2019-20シーズンに続き、
2020-21シーズンもアーセナル視点で綴ります。

プレミアリーグを中心に戦評します。 CL・EL・FA杯は可能な限り戦評します。
※フォーメーション(スタメン)は毎試合掲載します。

【 EL決勝T準々決勝2nd アーセナル VS ナポリ】 大人な戦術でナポリを撃破!衝撃のスタッツで準決勝進出

 ■結果・スタッツ アーセナル(A) 1-0 ナポリ


【EL】 2019/4/18(木)
アーセナル(A) 1-0 ナポリ
アグリゲートスコア アーセナル 3-0 ナポリ

【得点】
36’ 1 - 0 ラカゼット

ラムジートップ下で3-4-1-2

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4.15から5枚交代
OUT:レノ、マヴロパノス、ムスタフィ、イウォビ、ムヒタリアン
IN:チェフ、ソクラテス、コラシナツ、ナイルズ、ラカゼット

4.11のナポリ1stレグからは1枚
エジル→ジャカ が入れ替わりで、ラムジーがトップ下に入った。
前節スタメンじゃなかったエジルがベンチスタートは意外だった。

【スタッツ】

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■戦評:大人な戦術でナポリ寄せ付けず完勝!

1stレグをホームで2-0で快勝した2ndレグ。
有利ではあるものの先制点がゲームの流れを変える大事な序盤。
1stレグをホームで2-0で快勝した2ndレグ。1stレグ同様に攻撃を組み立てる前にプレスを掛けてボールを奪いに行ってリズムを作らせない。
そんな中えたFKのチャンスをラカゼットが直接決めて先制! Embed from Getty Images
後半は守備の組織を強化して鉄壁の守りで決定機を与えず快勝!
苦戦すると思われた優勝候補ナポリ相手にアグリゲート3-0の完勝で危なげなく準決勝進出っ!


M.O.Mは、コシェルニー
FKのラカゼットと言いたいところだが、この試合の鉄壁の守備は際立っていた。
その安定感をもたらしたキャプテンを文句無しでMOMに選出。

《悪かった点》
<後半の前線3枚のみでの攻撃>
守備を優先したのとボランチラムジーではないこともあって押し上げが弱かった。終盤は実質オーバメヤン1枚だったし。
エジルがいればためができて上がる時間もあったと思うが、、、

ラムジーがハムったこと>
前半33分にももうらを抑えて倒れ込んだラムジームヒタリアンと交代となったが、おそらくハムストリングをやっちまったのだろう。
ハムったとしたら最短でも3週間はかかる。するとPL終了っ!? まさかのガナーズ最後の試合に?!
軽傷であることを祈るばかりではあるが、ラムジーの欠点はまさにこの怪我がちであることなので、ラムジーらしいといえばらしいのだが…。 Embed from Getty Images


《良かった点》
<序盤のプレス>
開始直後の失点を避けたい状況で、1stレグと同じようにナポリが攻撃の形を作る前にプレスをかけてボールを奪いにいく。1stレグと違ってなかなかトレイらのところで回収しきれなかったが、引かずに前へのプレスをかけたことが良かった。

<統率のとれた守備>
コシェルニー中心に安定感のある守備。
ソクラテス、コシェルニー、モンレアルの安定感は抜群だった。早めに上げてくるクロスにはしっかりラインをコントロールしてオフサイドを誘発させ、ナポリの攻撃をサイドに誘導しては、そのクロスに対して数的優位を持って対応していた。

そしてスタッツは衝撃的。
アーセナル:ボール保持率30% シュート  7本(枠内4本) パス本数273本
ナポリ  :ボール保持率70% シュート20本(枠内2本) パス本数656本
このスタッツで危なげなく完勝してるのだから、戦術がハマったということだろう。

そしてもうひとつ衝撃的なのがこちら…

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この試合のアーセナルのパス本数上位5人
なんとパス本数1位は、”ペトロ・チェフ”Embed from Getty Images
こんなの始めてみたぞ。?!

次は、カソルラ率いるビジャレアル、、、ではなく、コクラン率いるバレンシア
もうやるしかないぞ。

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