※10段階で10が最高点。
GK編
ペトル・チェフ 7
今シーズンで引退。エメリのGKからの繋ぐサッカーに戸惑ったもののやはりセービングは一流だった。それでも怪我での負傷からレノに正GKの座を譲ってからはELなどのカップ戦での出場のみで、引退を決意。最後のEL決勝で勝利をプレゼントできなかったのが悔やまれる。
ベルント・レノ 7
7節のチェフの怪我をきっかけに正GKの座を掴み、その後は足元の技術もあり、落ち着いたプレーでゴールを守ってくれた。今後もしばらくは安泰だろう。ただ、DF陣の統率の問題で、失点自体は多く、クリーンシート自体は少なかった。
CB編
ソクラテス 6
夏にドルトムントから加入したこの選手への期待は高かった。ファイル気味の熱い守備でディフェンスを牽引した。ただイエローカードをもらいすぎて、累積で終盤の大事な時期に出場停止をくらったのは痛かった。
コシェルニー 7
2018.12.16にホールディングと入れ替わりで大怪我から復帰したキャプテンはやはり頼もしかった。悔やまれるのは、コシェルニーに頼らざるを得ない状況で怪我明けの選手に過密日程をこなさなければならなかったところか。
ムスタフィ 3
もはやファンからは信頼を失った。守備の能力はそこまで悪くないが、如何せん失点につながるミスが多い。否、多過ぎる。この男を使わざるを得ない層の薄さが悔やまれる。
ホールディング 6
中盤までは大きな成長を見せ、安定した守備を見せていたが、12.5マンU戦の大怪我で今シーズン絶望に。この男がいたらムスタフィと序列が入れ替わっていただだろう。怪我からの復帰を待つしかない。
マヴロパノス 4
けが人続出で苦しい状況で、もっと出場機会が増すかと思われたが、出場した試合でうまく結果を見せられずチャンスを逃した。怪我も多く、期待が大きかっただけに残念なシーズンだった。
LSB編(LWB)
モンレアル 6
ミスをしない男だったが、SBとしてはややスピードに衰えが見え始め、徐々にCBの左での起用が多くなってきた。CBとしても安定したプレーをしてくれるので計算ができる一方どうしてもフィジカル、スピードで負ける場面も多くなってきた。
コラシナツ 6
序盤の躍進はなかなかチャンスをもらえなかったが、3バックを交え始めた頃から前への推進力をかわれてレギュラーポジションを掴んだ。中盤までの攻撃の大部分はコラシナツのクロスから生まれて、エメリの信頼を得た。が、終盤にきて攻撃を予測され、チャンスが減り、さらにクロスの精度がこれでもかっていうぐらい悪くなり、ガッカリのもとともなってしまった。
RSB編(RWB)
ベジェリン 7
ハムストリングの怪我から復帰したばかりの2019.1.19チェルシー戦で大怪我を負い今シーズン絶望。それまで昨シーズンに消えていた縦への推進力が復活していていい感じだっただけに悔しい怪我。
ネイトランド=ナイルズ 8
そのベジェリンの怪我でチャンスを掴み、一気に成長したのがネイトランド=ナイルズだ。もともとのトラップの甘さや軽さが課題だった。その点は解消はされないものの、その欠点を補うほどの縦への推進力を見せてくれた。
リヒトシュタイナー 3
このスイス代表のキャプテン熱き男が加入したとき、だいぶ期待をしたことを思い出す。CBが足りないときには右CBもやってくれたが、蓋を開けてみればPLのフィジカル、スピードについていけず、頼みのクロスも精度を欠くという内容で、正直期待はずれだった。1年で退団もやむ無しだろう。
ジェンキンソン 5
怪我人が多く、リヒトシュタイナーが思ったプレーレベルになく、この男にチャンスはあったが、与えられたチャンスで違いを見せられずに、信頼を得られなかった。
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