アーセナルを追い続けて~since2014

アーセナルを追い続けて20年超のガナーズが今シーズンを綴ります。

アーセン・ベンゲルがアーセナルの監督に就任して以来、 アーセナルを追い続けて20数年。
そんなアーセナルの2014-15、2015-16、2016-17、2018-19、2019-20シーズンに続き、
2020-21シーズンもアーセナル視点で綴ります。

プレミアリーグを中心に戦評します。 CL・EL・FA杯は可能な限り戦評します。
※フォーメーション(スタメン)は毎試合掲載します。

【プレミアリーグ第10節 アーセナル VS クリスタル・パレス】 2点先制するも追いつかれてVARで得点取り消されジャカ不貞腐れドロー

 ■結果 アーセナル(H) 2-2 クリスタル・パレス

 【プレミアリーグ】 2019/10/26(土)
アーセナル(H) 2-2 クリスタル・パレス


【得点】
7’ 1 - 0 ソクラテス
9’ 2 - 0 ダビドルイス
32’ 2 - 1 ミリボエヴィッチ
52’ 2 - 2 アイェウ

 

■ラカゼット復帰&ティアニー初スタメンで4-4-2

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第9節から3枚交替
OUT:サカ、ウィロック、コラシナツ
IN:セバージョス、ラカゼット、ティアニー

ラカゼットがスタメン復帰し、満を持してティアニー初スタメン。

エジルはベンチ外でスタジアム観戦)

【スタッツ】

 

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■戦評:2点先制するも攻め急いで結局2失点で最後はVARに泣く

 

2点先生しながらVARに振り回された末にドロー。
7分9分にCKから2点を先制しながらも、ゲームを落ち着かすことができずに攻め急いでボールロストしてピンチを作る。
そんな展開で、追いつかれて、終盤必死に攻める。そんな展開の中、疑惑のVARでソクラテスのゴールが取り消され、そのままドロー。

問題となったのがソクラテスの勝ち越しゴールがVARでノーゴール判定されたこと
スローで見てもどの部分がファウルになったのかはっきりしなかったし、そもそもどの部分がチェックされていたのかも不明。
せめて説明がないと「は?」ってなるだけ。ただただもやもやだけが残った。

最後、グエンドウジのプレーがレッドじゃない方が疑問だった。

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M.O.Mは、VARじゃなくてソクラテス
幻のゴール含めてCKからのシュートは見事なものだった。
守備でもこれまでの落ち着かなさが嘘のように冷静に対処していた。

 

《悪かった点》

<キャプテン ジャカの振る舞い>

 さて、映像では確認できてないけど、いろいろ話題になっている情報を整理するとこういうことらしい。

61分ジャカ交代 → 一部のファンから歓声 → 苛立つジャカは歩いてピッチを出る → ブーイング → 耳に手を当て挑発&暴言?! → ユニフォーム脱ぎ捨て → ベンチに戻らずベンチ裏へ消える

つまり、この試合ではそこまで責られるプレーではなかったが、エメリ采配とジャカの起用のされ方といい加減エジル・トレイラ出せと不満の募ったファンが、交替に歓声上げらたイラッとして、同点という状況なのにゆっくり歩いたキャプテンに愛想が尽きた。こんなところかだろう。
残念ながらキャプテンのふるまいとは言えず、エメリ自身が話し合うと行ってしまった手前、お咎めなしではすまないだろう。

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<改善しない中盤>

 もう毎試合書いている気がするが、中盤が機能しない。
守備では、組織的な守備ではなく、軽々かかわされてあっという間にゴール前まで持っていかれる。
攻撃でも、遅攻では各駅パスで創造性に掛け、速攻では攻め急いでボールロスト…。ラカゼットの復帰で最悪の状態ではなかったが、それでもいろいろ物足りない。

 

 

《良かった点》

<ティアニーデビュー戦上々>

 ELから中2日で、スタメンはないのかと思ったが、スタメンで起用され、アシストは生まれなかったものの攻撃では1対1でも勝負してたし、躍動感ある動きで良いクロスも上げていた。守備でも問題ない対応で、コラシナツより能力がありそうなことを示した。
逆にコラシナツは、途中交替でフィジカルの強さを見せつけた、笑。

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<ラカゼットの存在感>

 はやりいるといないのでは攻撃が代わる。
中央でためができるので、攻撃がサイドに偏らずに全体的に攻められる。ラカゼット自身も再度に流れたり降りてきたりと起点になって攻撃を作っていた。
そしてやはりはシュートの速さ。どんな体制からもシュートを狙って、ゴールに迫るプレーは効果的だった。

 


VARとジャカ暴言騒動でグチャグチャな試合になったが、痛いドローであることには変わりなく、チームも改善の兆しなし。
この状態で、9/30リーグ杯でリヴァプールと対戦。どうなることやら。

 

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