アーセナルを追い続けて~since2014

アーセナルを追い続けて20年超のガナーズが今シーズンを綴ります。

アーセン・ベンゲルがアーセナルの監督に就任して以来、 アーセナルを追い続けて20数年。
そんなアーセナルの2014-15、2015-16、2016-17、2018-19、2019-20シーズンに続き、
2020-21シーズンもアーセナル視点で綴ります。

プレミアリーグを中心に戦評します。 CL・EL・FA杯は可能な限り戦評します。
※フォーメーション(スタメン)は毎試合掲載します。

【 FA杯準決勝 アーセナル VS マンチャスター・シティ】 監督師弟対決は、お互いの戦術の末、オーバメヤンのゴールでアルテタに軍配

 ■結果 アーセナル(H) 2-0 マンチャスター・シティ

 FAカップ】 2020/7/18(土)
アーセナル(H) 2-0 マンチャスター・シティ


【得点】
19’ 1 - 0 オーバメヤン
71’ 2 - 0 オーバメヤン

 

リヴァプール戦から中2日は5枚交代 

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7.15劇的勝利のリバプール戦から中2日。5枚交代。
OUT:ネルソン、トレイラ、サカ、ホールディング、ソアレス
IN:オーバメヤン、セバージョス、ナイルズ、ムスタフィ、ベジェリン

予想外だったのは、左WBにサカではなく、ネイトランド=ナイルズが起用されたこと。
守備のタスクが多くなることが予想された試合で、左サイドでナイルズが起用されたことに大きな意味がありそう。

エジルは何事もなかったかのようにベンチ外

【スタッツ】

 

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■戦評:ハイプレスで相手を崩して自陣から繋いでゴールを奪ってカウンターで追加点。理想的な展開で勝利! 

 
素晴らしい勝利。
現在のチーム力を受け入れて謙虚に、ただし熱くプレーした結果。
前線から連動した守備と集中力を切らさないDF陣。
すべてが見事に噛み合いFA杯決勝進出。


M.O.Mは、オーバメヤン
もうチーム全員にあげたいぐらいだがさすがの2ゴール!次点はダビドルイス

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《悪かった点》

 現時点でのチーム力の差
…これは如何ともし難いが「差」を感じた。この差を埋めるには早くて数年かかるだろうが、チームが現状を受け入れた上で正しい方向に進んでいることを感じる。(ということは悪い点ではないかな)

《良かった点》

 前線から連動するハイプレス
…特徴的だったのはジャカで、守備ではデ・ブライネを深い位置まで圧をかけ中盤で自由にさせなかった。一方でラカゼットがギュンドアンをマークしていた。

 

ハイプレスをかいくぐってからの先制点
…この1点にアルテタの目指すフットボールが凝縮されている。最終ラインから繋いでつないで抜け出して、18本のパスを繋いでのゴール。そのうち14本が自陣でのつなぎ。そして敵陣のパスにラカゼットのポストプレーからベジェリンが絡んでペペがクロス。見事だ!

 

集中力を切らさないDF陣
…この試合のDF陣は称賛に値する。特にダビドルイスは4本のインターセプトに11クリアと存在感を示し、ムスタフィ8クリア、ティアニー7クリアと文字通り立ちはだかった。マルティネスも相変わらずの安定感で、マフレズのニアへのシュートをキャッチしたシーンはどうしたらボールをこぼさないのか理解できないぐらいのでセーブだった。


とにかくいろんなものが詰め込まれたすばらしい勝利!
スパーズとのダービーに負けて完全に意気消沈していたが、まさかのリバプール・マンC連続撃破で一気に残り2節も楽しみになった!
自力は無理かもしれないけど、7位までに入ればEL圏ということになったから思ってたより可能性は残されているし、もうここまできたらアルテタ監督に結果をプレゼントしてほしい。

決勝は、チェルシーに決定!
昨年のEL決勝の借りを返す時が来た!

 

 

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