アーセナルを追い続けて~since2014

アーセナルを追い続けて20年超のガナーズが今シーズンを綴ります。

アーセン・ベンゲルがアーセナルの監督に就任して以来、 アーセナルを追い続けて20数年。
そんなアーセナルの2014-15、2015-16、2016-17、2018-19、2019-20シーズンに続き、
2020-21シーズンもアーセナル視点で綴ります。

プレミアリーグを中心に戦評します。 CL・EL・FA杯は可能な限り戦評します。
※フォーメーション(スタメン)は毎試合掲載します。

【ヨーロッパリーグ 準決勝2nd アーセナル VS ビジャレアル】 エメリに完敗。EL制覇の夢ついえ、ヨーロッパから姿消す

 ■結果 アーセナル(H) 0-0 ビジャレアル 

【EL】 2021/5/6(木)
アーセナル(H) 0-0 ビジャレアル

【得点】

 

 

■セバージョス不在で4-1-4-1

f:id:tsuda929:20210509183541p:plain


5.2ニューカッスル戦から8枚交代。EL1stレグからは3枚交代となった。
OUT:セバージョス、ジャカ、チェンバース
IN:オーバメヤン、ティアニー、ベジェリン

ウォーミングアップ中にジャカが怪我でティアニーが怪我明けのいきなりスタメン。
右SBはチェンバースではなくベジェリン。
セーバージョスが前節のレッドででれないので、4-1-4-1に変更

【スタッツ】

f:id:tsuda929:20210509183631p:plain

 

■戦評:拙攻拙攻で得点を奪えずスコアレス

今シーズン最も大事な一戦で今シーズンを象徴するような戦いで無念のスコアレスドロー
4-1-4-1だか4-3-3かは微妙なところだが、ぶっつけ本番のフォーメーションは機能せず、逆にトーマスの両脇を使われてピンチを招いた。
攻撃でもオーバメヤンにボールを届けることができずに機能したとは言えなかった。
オーバメヤンが2発ポストに当てる惜しいシュートはあったが決めることはできず、そして交代策も効果的に使えず敗退。
来シーズンのヨーロッパでのコンペティションは不参加が決定的となった。Embed from Getty Images

M.O.Mは、スミス=ロウ
唯一の希望がスミス=ロウであったが、ゴール前でのチャンスも枠に飛ばせず。

《悪かった点》

枠内1本に終わったシュート
…今シーズンはほんとに枠に飛ばない。ポストが2本あるが、それでも55%保持して14本シュートはなっている割に精度が悪い。
攻撃のスピードが上がらず、遅行になるためオーバメヤンのCFを活かせていない。かといってミドルもないからディフェンスにずれを生み出せない

効果的とは言えない交代策
…あまり機能していなかったオーデゴールをマルティネッリに変えたのはまだわかるが、ゴールちかずいていたオーバメヤンを、万全でないラカゼットへ変えたり、変える度にポジションを移動させられるサカ。交代策はうまくいかなかった。

4-1-4-1フォーメーション
…ぶっつけフォーメーションは機能しなかった。左サイドはティアニーが自重気味だったのでまたよかったが、右サイドはベジェリンが上がるスペースがなく、効果的な攻撃参加にならなかった。且つ、サイドからの崩しが多くて中央が足りないケースもあって、スピードのある攻撃ができなかった。

スタメン起用法についても、このタイミングでチェンバースではなくベジェリンを使ったことも理解に苦しんだ。

 

《良かった点》

 スミス=ロウの存在感
…唯一の希望であったスミスロウ。動きの質とドリブル織り交ぜて有効化手段となっていた。もう少しワンタッチで周りとプレーができるといいのだが…


ともかく、失意の敗戦決定。受け入れがたい…。
5期連続CL不参加が決定。そしてついにELからも離脱が決定した。
これはチームの補強に大きく影響を及ぼし、若手の活躍の機会の減少にもなってしまう。ある程度の選手を手放すことにもなるだろう。

残り4試合。来シーズンに向けて、スミス=ロウ、サカ、トーマス、ティアニー中心のチーム作りをしいくしかない。

 

 

 ↓応援クリック

にほんブログ村 サッカーブログ アーセナルへ