アーセナルを追い続けて~since2014

アーセナルを追い続けて20年超のガナーズが今シーズンを綴ります。

アーセン・ベンゲルがアーセナルの監督に就任して以来、 アーセナルを追い続けて20数年。
そんなアーセナルの2014-15、2015-16、2016-17、2018-19、2019-20シーズンに続き、
2020-21シーズンもアーセナル視点で綴ります。

プレミアリーグを中心に戦評します。 CL・EL・FA杯は可能な限り戦評します。
※フォーメーション(スタメン)は毎試合掲載します。

【プレミアリーグ第19節 アーセナル VS ウェストハム】 ソングの存在感と中盤からのフィードの必要性。

プレミアリーグ】12.29
アーセナル (H)2-1 ウェストハムブーリン・グラウンド

【得点】
41’ 1 - 0 サンティ カソルラ
44’ 2 - 0 ウェルベック
54’ 2 - 1 クヤテ

【スタッツ】
ポゼッション 48% - 52%
枠内シュート 7 - 4 
枠外シュート 14 - 11 


2日前のQPR戦から、退場のジルー、ギブス、ロシツキーOUT
チェンバレン、コクラン、そして守備の要コシェルニーIN
中盤の底はフラミニ、コクランという守備優先の体制で挑む。
対するウエストハムはソングがスタメンで古巣対決となる。

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そしてそのソングがCKからのこぼれ球をダイレクトボレー
ボールは見事な軌道でゴールに吸い込まれたが、
関わったという判断でオフサイドで得点は認められない。

ゲームとしてはそのままウエストハムにペースを握られるも
40分、カソルラが得たPkを自ら決めて先制。
44分、先生の勢いそのままに今度は右サイドをチェンバレンが切り裂き
グラウンダーのクロスを中央のウェルベックが走り込んで追加点
後半もウエストハムペースで、何度変えた決定機も決めきれず
1点を返され、そこから終盤にかけてドタバタで危ない場面をしのいで試合終了。

コシェルニーの復帰で守備陣に多少の落ち着きをもたらすかと
思ったが、そうはならない。
なんせ中盤のフラミニ、コクランではボールフィードが上手くないため
中盤でボールを繋げない。そしてロストしリズムをなくす。
なんとかサンチェスと、ウェルベックの個人技で突破口を見出すが、
なかなか連動した攻撃ができない。
CBからのフィードではなく中盤の底からのフィードを主体にしてきたアーセナル
この2人でははやり厳しい。奇しくもソングがその役割で
リズムをもたらしていたのがなんとも虚しい。ソングがいれば…
それにしても、セスク、ソングと復帰の可能性があったふたりを
取れなかった、もしくは取らなかったのが今シーズンを象徴しているかもしれない。