■結果・スタッツ
【CL】2016.2.23
アーセナル(H) 0 - 2 バルセロナ(エミレーツ・スタジアム)
【得点】
71’ 0 - 1 メッシ
83’ 0 - 2 メッシ
【スタッツ】
■予想通りの布陣。ベストメンバーでバルサ狩りへ。
2.14のレスター戦と同じメンバー。
右SHがチェンバレンか、ウォルコットかだったが、
ディフェンスを考えてチェンバレンを選択。
(交替)
・ チェンバレン → ウォルコット(50分)
・ ジルー → ウェルベック(72分)
・ コクラン → フラミニ(82分)
■試合経過
守備の意識高く入ったアーセナルだが、
完全に引いて守るスタイルではなく、前線からプレスをかける戦術をとった。
そして徹底的に縦パスを遮断することを優先した。
前半のその守備が功を奏しバルサにも決定機を与えなかった。
唯一は前半終了間際のスアレスのヘッドだったか。(わずかに外れた)
後半も同じような展開だったが、
徐々にアーセナルも攻撃の回数が増え、ゴールへと迫っていった。
が、その攻撃をカットし、カウンターでバルサが先制。
ネイマール→スアレス→メッシ というMSNで繋いだカウンターでゴールを奪う。
その後も空いたスペースを使われだし、83分にはフラミニのファウルで得た
PKをメッシが決めて、貴重な2点目。
そのまま試合終了となった。
■戦評:プラン通りの戦術もMSNカウンターに撃破される。
正直悔しい敗戦だ。
70分まではプラン通りに進んでいて、攻撃の形が見えてきていたところでの
カウンターでの失点。MSNにしてやられた格好だ。
守備でいうと70分まではほぼ完ぺきに守っていた。
ブスケツ、イニエスタとMSNを完全に分断できていたし、
ネイマールとメッシのドリブルもしっかり対応していた。
そして、ポゼッションは予想通り30%台だったが、攻撃も何度かは形を
作っていたし、正直ゴールのにおいすらしていた。
そして、フラミニがPKを与え万事休す。
正直コクランをフラミニに変えたのは理解しがたい。
ボール奪取を考えればコクランのままでよかったはずで、
運動量が落ちていたとは思えなかったのに…。
あとはウォルコットがほぼ機能しなかった。
ウェルベックが入ったところで、FWウォルコット、右SHウェルベックのほうが、
機能したのではないだろうか?
ともかく、これで2ndレグは相当厳しくなった。
カンプノウで2点差以上で勝つことが条件とか難題すぎる。
でもこれはアーセナルがとったバルサに勝つための戦略
(ホームで1-0で勝ってカンプノウで引き分け)を狙った結果のなので
仕方がない。
バルサに勝つには、恐らく『ホームで0-0で、カンプノウでアウェイゴールを
奪って引き分け』というのが一番可能性が高い戦略だろう。
それでもそれはアーセナルの哲学ではないので、ありえないのだ。
守備的な戦術だろうと、攻撃に行かないという選択肢は存在しないのだ。
だからこそ、結果は残念だが、
選手たちの意志や戦いには満足している。これが我がアーセナルだと。