アーセナルを追い続けて~since2014

アーセナルを追い続けて20年超のガナーズが今シーズンを綴ります。

アーセン・ベンゲルがアーセナルの監督に就任して以来、 アーセナルを追い続けて20数年。
そんなアーセナルの2014-15、2015-16、2016-17、2018-19、2019-20シーズンに続き、
2020-21シーズンもアーセナル視点で綴ります。

プレミアリーグを中心に戦評します。 CL・EL・FA杯は可能な限り戦評します。
※フォーメーション(スタメン)は毎試合掲載します。

【プレミアリーグ第33節 アーセナル VS ミドルスブラ】 3バックのアーセナル、サンチェス・エジル弾でアウェイでの連敗ストップ

 

■結果・スタッツ 2-1

プレミアリーグ】2016/4/17(月)
アーセナル(A) 2-1 ミドルスブラ

【得点】
42’ 1 - 0 サンチェス
50’ 1 - 1 ネグレド
71’ 2 - 1 エジル

【スタッツ】

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■まさかの3バックでアウェイ勝利を狙う

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ここにきてヴェンゲルが布陣を変えてきた
いつもの4-2-3-1ではなく、3-4-2-1
そう、3バックを採用してきた。
21年ヴェンゲルのアーセナルを見てきているが、初ではないだろうか?!

アウェイ4連敗を打破するために、どうしても失点をなくすしかなく
崖っぷちの状況で、ぶっつけ本番の3バックである。


(交替)
・ サンチェス → コクラン(90分)
エジル → ベジェリン(90分)
 

■戦評:3バックのアーセナル、課題は多くもサンチェスエジル弾で勝利

3バックのアーセナル
ホールディング・コシェルニー・ガブリエル の3人で3バック。
 
なんとも違和感しかない。
アウェイ4連敗中、全て3失点という最悪の状況を
打破すべく3バックをぶっつけ本番で採用。

なれない布陣で不安しかなかったが、
右サイドのウィングバックに入ったチェンバレンが機能して
右サイドから再三チャンスを演出。

それでも得点できず嫌な空気が漂い始めた42分、
サンチェスが中央からのFKを見事に決めて先制!
さすがエース!

ネグレドのピンポイントボレーで追いつかれてからは、
決定機を何度も与え、この数試合の嫌な流れを創造したが、
71分、サンチェスクロス~ラムジー胸で落として~エジル右足弾っ!
守備の甘さがあったとは言え、見事なゴールを決めて勝ち越し。

その後はお互いチャンスはあったが決めきれずで、そのまま試合終了
ようやっとアウェイでの連敗をストップした。

にしても、この3バック。
とても機能したとはいい難い。
前線は、サンチェス、エジルは両サイドにひらくことが多く、
ジルー含めた距離感が遠く、コンビプレーは殆ど見られなかった。

守備では、右サイドからの攻撃が多かったからか、
チェンバレンが攻撃的に上がり、
右CBのガブリエルが、右より前目に張ることもあって、
右SB的な位置にいることも多く、そうすると左ウィングバックのモンレアル
ほとんどSBになっていたし、そのガブリエルの裏を使われていた。

結局、ボール保持率65%-35%なのに、シュートは、12(4)-13(5)と
ミドルスブラに上回られている。つまり守備の甘さは変わっていない。
ただミドルスブラの拙攻に助けられていただけである。

とはいえ、今、大事だったのは勝つこと。
ようやく勝ち点3を獲得できたことはよかった。

ここからのスケジュールは甘くないが、
アーセナルの、ヴェンゲルの意地を見せて欲しい。
 
 
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