■結果・スタッツ アーセナル(A) 4-2(7-3) バレンシア
【EL】 2019/5/9(木)
アーセナル(A) 4-2(7-3) バレンシア
【得点】
11’ 1 - 0 ガメイロ
17’ 1 - 1 オーバメヤン
50’ 1 - 2 ガメイロ
58’ 2 - 2 ラカゼット
69’ 2 - 3 オーバメヤン
88’ 2 - 3 オーバメヤン
■これがベスト布陣だ!3-4-1-2
5.2の1stレグから2枚交代
OUT:ムスタフィ、グエンドウジ
IN:モンレアル、トレイラ
5.5PLからは4枚交代
OUT:レノ、ムスタフィ、リヒトシュタイナー、ムヒタリアン
IN:チェフ、モンレアル、ナイルズ、コラシナツ
【スタッツ】
■戦評:内容乏しくも2人のストライカーの決定力で快勝
1stレグで3-1と2点のリードがあるために早い時間に先制点をあたえないことがファーストミッションだったが、激しい圧力で11分にあっさり先制を許す。
これで俄然元気になったバレンシアをオーバメヤンが打ち砕く同点弾。
後半またガメイロに決めらるもラカゼットがやり返し、最後はオーバメヤンが2発決めて、ハットトリック達成!
結果としては、4-2 アグリゲートスコアでも7-3と快勝っ。
だが、内容はひどいもんで、良いようにボール回されてシュートを打たれまくる。ラストパスやシュートの精度がなくて助かっていたけど、手放しで喜べる勝利ではない。
M.O.Mは、オーバメヤン !!
大事な一戦でのハットトリックで文句なし!決定力の違いをまざまざと見せつけた。
《悪かった点》
<ボランチの脇のスペースを良いように使われる>
守備のときに両WBが下りて5バックになるアーセナルの守備。必然的にボランチの脇にスペースが生まれる。
そのスペースを使われて、ボール回されサイドチェンジを織り交ぜながらキーパスを入れられた。ムヒタリアンの投入で、3-4-2-1にして対処はしたが、それまでの時間、ほぼ野放しだった。
<ボランチの攻撃参加がほぼできない>
守備の時の問題が大きく影響しているが、ボランチがサイドまで釣り出されるため、ボール奪取時にポジションが深くサイドに寄っているため、ボランチはほとんど攻撃参加できず前線3枚頼みとなっていた。
(オーバメヤンの2得点目は、高い位置でオーバメヤンがボール奪取したためにトレイラがうまく絡めた)
《良かった点》
<オーバメヤン、ラカゼットの決定力>
シュート9本(枠内5本)で4得点。
この決定力に助けられた。オーバメヤンとラカゼットのコンビはまさに脅威である!
PLでこの決定力を見せてほしかった気もするが、とにかく凄まじかった。
<前線からプレスを掛けられたときのいなし方>
序盤の15分はいなせなかったが、1点とってからは何度かいなす形を作れていた。
右サイドだと、ソクラテス→ナイルズ→オーバメヤン→ナイルズ…
左サイドだと、モンレアル→コラシナツ→ジャカ→コラシナツ…
これまで圧力をかけられると、CBがボーン…というのが多かっただけに、このパターンを持っている事が大事。
ともかく2トップで勝った試合!
どうしても守備的な意識が強いと内容が伴わない。そもそも守備がうまいわけではないし。
前線からプレスをしないゲームでのプランが弱すぎる。ナポリ戦やバレンシアの1stレグのような、試合開始直後からプレスを掛けまくって相手にボール持たせないプランじゃないと、今の守備体制だと失点は免れないだろう。
最後にこの試合のパス本数と成功率。
GKチェフが41本でチーム3位?! またもやこんな恥ずかしいスタッツを…
でも勝ったからね。決勝だぞ!
チェルシーに勝って、CL行くぞっ!
オスピナ退け、コクラン・ガブリエル退け、
いざジルーのもとへ!
そしてこの男の最後をチェルシー相手に飾ろうっ!
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