アーセナルを追い続けて~since2014

アーセナルを追い続けて20年超のガナーズが今シーズンを綴ります。

アーセン・ベンゲルがアーセナルの監督に就任して以来、 アーセナルを追い続けて20数年。
そんなアーセナルの2014-15、2015-16、2016-17、2018-19、2019-20シーズンに続き、
2020-21シーズンもアーセナル視点で綴ります。

プレミアリーグを中心に戦評します。 CL・EL・FA杯は可能な限り戦評します。
※フォーメーション(スタメン)は毎試合掲載します。

【 EL Group第5節 アーセナル VS フランクフルト】 鎌田の2発でエメリ解任まったなしの逆転負け

 ■結果 アーセナル(H) 1-2 フランクフルト

 【EL】 2019/11/28(木)
アーセナル(H) 1-2 フランクフルト


【得点】
45+1’ 1 - 0 オーバメヤン
55’ 1 - 1 鎌田
64’ 1 - 2 鎌田

 

■ダビドルイス ボランチ起用の4-2-3-1

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EL第4節からは4枚交代
OUT:ホールディング、セバージョス、ナイルズ、ペペ
IN:チェンバース、ジャカ、ダビドルイス、オーバメヤン

フランクフルトに合わせて、ダビドルイスがCB中央の3バックかと思ってたらボランチ起用で4バックだった。
そしてジャカの復帰。
ジャカに関しては思うところが多くて、複雑でよろこべない…。
でも本人からしたらこのゲーム(入場制限ありで客の少ない試合)での復帰でよかったのかもね。Embed from Getty Images


【スタッツ】

 

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■戦評:前半いい流れもリードしてからまたも停滞して逆転負け

 

前半は良かった。
シュート8本(枠内6本)で、相手のシュートも1本だけしか打たさなかった。
それが、ダビドルイスが負傷退場してから流れが変わって、後半は、シュート3本(枠内0)で、逆にシュート8本(枠内4本)内容的にも完敗。
鎌田にシュート2本決められて、敗戦という日本人としては喜びたいけど喜べない結果。

この2戦で1分1敗でエメリの進退はほぼ解任で決まっただろう。
5戦で5連勝したらまだ可能性はあったはずだが、これではもう無理だろう。
後任が決まらない間は延命かとも思っていたけど、もうひとつも兆しがない状況では、早い決断以外に選択肢はない。

M.O.Mは、マルティネッリ
先制点の1アシスト。守備でも積極的なプレスを敢行して存在感を示していた。
と思ってたのに60分に交代となったのは残念だった。

《悪かった点》

<1点をリードした後半の戦術>

 リードしてからまた縦パスが入らなくなり、攻撃を組み立てられなくなり、そこまで激しくないプレスを剥がせずにSBへ渡ったところでボールロスト。タッチ数の1位がチェンバースで、2位がティアニーというのが、それを物語っている。
逆転されてからもシュートまで持ち込めないプレーで、格下相手に力負け。

守備でもズルズル守備はかわらず、ボールホルダーへの寄せが甘く簡単にチャンスメイクを許す。とくにソクラテスはひどかった。

 

<機能しない左サイド>

SBティアニー、DMFジャカ、WGサカの左サイドトリオは全く機能していなかった。それぞれが単体で頑張っているだけで連携と呼べるものは殆ど見られなかった。もはや機能不全として言いようがない。

 

 

<違いをうめない選手交代>

 31分のダビドルイス→グエンドウジというアフロ同士の交代は面白かったが、しょうがないとしても
60分のマルティネッリ→エジルは、エジルが右WGに入ったこともあり、効果的ではなかったし、
76分のムスタフィ→トレイラは、ムスタフィの怪我&DFの控えがいなかったとは言え、トレイラDMFで、ジャカをCBに回した布陣は機能しないどころか機能不全を起こしていた。
それならチェンバースをCBにして、右SBにペペを入れるなり、もっと攻撃的な交代策使ってほしかった。

Embed from Getty Images

 

《良かった点》

<ダビドルイスのDMF起用>

 

残念ながら胸を強打した影響で31分で交代となってしまったが、新たな試みとしてダビドルイスのボランチ起用があり、それなりの効果を生んでいた。
これまで、最終ラインから前線へのフィードを行っていて精度の高さを示していたわけだが、それが1列上がった位置から、前線やトップ下のウィロックへのパスを出すことで、さらに成功率が上がった印象だった。
そのため前半はウィロックがボールを持てて、前を向けたのでチャンスを作ることができていた。


これで7戦勝ちなし!もうエメリに希望を持つことはできない。
PLでのトップ4が厳しい現状で、ELを落とすわけにはいかないので、1日でも早い解任を決断してもらうしかないだろう。

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