アーセナルを追い続けて~since2014

アーセナルを追い続けて20年超のガナーズが今シーズンを綴ります。

アーセン・ベンゲルがアーセナルの監督に就任して以来、 アーセナルを追い続けて20数年。
そんなアーセナルの2014-15、2015-16、2016-17、2018-19、2019-20シーズンに続き、
2020-21シーズンもアーセナル視点で綴ります。

プレミアリーグを中心に戦評します。 CL・EL・FA杯は可能な限り戦評します。
※フォーメーション(スタメン)は毎試合掲載します。

【プレミアリーグ第29節 アーセナル VS ウェストハムU】 師弟対決は3失点からの3得点で悔しいドロー

 ■結果 アーセナル(A) 3-3 ウェストハムU

 【プレミアリーグ】 2021/3/21(日)
アーセナル(A) 3-3 ウェストハムU

【得点】
15’ 0 - 1 リンガード
17’ 0 - 2 ボーウェン
32’ 0 - 3 ソウチェク
38’ 1 - 3 O.G(ラカゼット)
61’ 2 - 3 O.G
82’ 3 - 3 ラカゼット

 

■キャプテンスタメン復帰で4-2-3-1

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3.18ELから6枚交代
OUT:スミス=ロウ、ぺぺ、セバージョス、エルネニー、ベジェリン、ガブリエウ
IN:オーバメヤン、オーデゴール、サカ、トーマス、パブロ・マリ、チェンバース

キャプテンが謹慎からスタメン復帰
右SBはソアレスではなくチェンバースを起用

【スタッツ】

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■戦評:3失点からの3得点というまさかの展開


両チーム併せて31本、枠内12本のシュートが乱れ飛んだ試合は、3失点から3得点で追いついてドローというなんとも喜べない結果となった。
ボールを運ぶことができずに32分までに3失点という最悪の時間を過ごして、「こりゃダメだ」と思ったところから、ラカゼットのゴール(記録はO.G)で1点返して、
チェンバースの際どいクロスがO.G.を誘って、最後はラカゼットのヘッドで同点に
そこから逆転も失点もあり得た展開のなかでそのまま試合終了。Embed from Getty Images
3失点から巻き返してドローにまでした気持ちは素晴らしいが、そもそもの3失点がヒドすぎて評価できない。


M.O.Mは、オーデゴール
3失点後の無双っぷりは凄まじく、狭いスペースでもボールもらって素早くボールを動かして決定機を演出。3得点ともゴールの2つ前はオーデゴールのパス。

 

Embed from Getty Images


《悪かった点》

前半の3失点と反応できてないクイックリスタート
…まずはゲームの入り方が消極的すぎて、一切ボールを持てずに押し込まれた結果が3失点。特に2失点目はファイルからのクイックリスタートに誰も反応できずに失点という集中力を欠いたひどいものだった。

左WGオーバメヤンの存在感
…ラカゼットと併用で左のWGに入ったが、何もできない時間が多くボールも収まらずゴール前にも顔を出せなかった。この内容ならスミス=ロウには到底及ばず、ペペかウィリアンのほうが効果的だっただろう。さらにティアニーとのコンビネーションもうまく行かなかった。パサーがいない序盤は、サイドに張ってボールを貰って勝負するしかなかったが、今となっては出し手がいるのでもっと中で絡んでほしいが、消えてしまった。

 

《良かった点》

ラカゼット、オーデゴール、トーマスの推進力
…32分以降、この3人で中央のエリアを支配した。ワンツーを織り交ぜ、前を向き中に、外にとボーをちらし契機を演出した。オーデゴールは最高のプレーを見せた。

右SBチェンバース
…ELベジェリン起用で、次はソアレスかと思ったが、起用されたのはチェンバースだった。最初はほとんど攻撃に出ることなくおとなしかったが、途中から何度となく駆け上がりオーデゴールのパスからキーパスを入れまくった。O.G.のためアシストはつかなかったが、実質2アシストである。

 


5位ウエストハムとの対戦で差を縮めるためにも勝たないといけない試合で、勝てる試合で無駄に3失点して勝ち点2を取りこぼした。
残り9試合で5位まで勝ち点差7。厳しい。

 

 

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