アーセナルを追い続けて~since2014

アーセナルを追い続けて20年超のガナーズが今シーズンを綴ります。

アーセン・ベンゲルがアーセナルの監督に就任して以来、 アーセナルを追い続けて20数年。
そんなアーセナルの2014-15、2015-16、2016-17、2018-19、2019-20シーズンに続き、
2020-21シーズンもアーセナル視点で綴ります。

プレミアリーグを中心に戦評します。 CL・EL・FA杯は可能な限り戦評します。
※フォーメーション(スタメン)は毎試合掲載します。

【プレミアリーグ第16節 アーセナル VS サウザンプトン】 序盤苦しむも、プレス回避から得点し3発快勝

 ■結果 アーセナル(H)   3-0   サウザンプトン

プレミアリーグ】2021/12/11(土)
アーセナル(H)   3-0   サウザンプトン


【得点】
21’  1 - 0 ラカゼット
27’  2 - 0 ウーデゴール
62’  3 - 0 ガブリエウ

 

 

■4-4-2 オーバメヤン懲罰ベンチ外

f:id:tsuda929:20211214084743p:plain

前節と同じメンバー。
前節が良くなかっただけに変えてくるのかと思ったが、タイミング悪くオーバメヤンの規律違反によりベンチ外に。
公式には理由は出てないが、どうやら帰国が予定よりも遅れたからってのがその理由らしい。
ほんとにオーバメヤンの定期的な規律違反は勘弁してほしい。

 


【スタッツ】

f:id:tsuda929:20211214084757p:plain

 

■戦評:プレスかいくぐってのゴールからゲームを支配し快勝

試合開始直後から圧の強いプレスをかけてきたサウサンプトン
完全に後手を踏み、回避できずパスミスを連発し、サウサンプトンペースに。
そんな中、21分にGKからつないで、右サイドを攻略し、最後はラカゼットが見事に決めて先制!ファーストチャンスをものにした。
27分にも右サイドから左のティアニーに渡って、ゴタゴタしけど、最後はウーデゴールが頭でゴール!このところの課題の1点とってからの攻撃姿勢が維持できた結果だ。
後半もそのままペースを握って、ガブリエウのゴールで追加点をあげて、最後は危なげなく試合終了。

 

M.O.Mは、ウーデゴール
3戦連発は見事。ライン間でもしっかりボールを受けられ、特にビルドアップ時の右サイドに開く動きが、冨安、サカと良い連携ができており、起点となっていた。

Embed from Getty Images

 

《悪かった点》

プレス耐性に課題の残った前半15分
…相手のプレスが激しくボールロストを繰り返した。特にジャカは何度もロストし課題を残した。そこから21分のゴールにつなげたのは良かったが、あの時間帯でゴールを奪われていたら全く逆の結果になっていたかもしれない。

 

上がらないパス成功率
…この試合のパス成功率は80%。(前半77%・後半82%)
 前半はプレス対してロストしたケースも合ったのでまだわからないでもないが、後半あれだけボールを保持していながらこの数字はよろしくない。やはり85%~90%は確保して、しっかりゲームをコントロールしてほしいところ。

《良かった点》

GKから繋いだ1点目と継続した攻撃姿勢
…これは見事と言うしかない。DFからGK辺りでやや危なかったが、そこから右サイドに展開して、ダイレクトとパス&ゴーでボールを動かし、サカのクロスからラカゼットのゴールへと結びつけた。ここでの冨安の動きも素晴らしかった。欲を言えば、誰か一人が似合いに飛び込んでてほしいが、それは次の課題ということにしておこう。

そして、1点目を取ってからの攻撃姿勢が維持できたことが一番の収穫。これができていれば、マンU戦もエヴァートン戦も勝てたかもしれない…

 

トーマスとジャカの縦関係
…前節と違ったのは、トーマスとジャカの位置関係。前節は、ジャカがCBの左に落ちることが多かったが、この日はトーマスの隣かその前に位置しており、縦関係が作れていた。これにより前向きなパスルートが作られてビルドアップにつながっていた。ただし2人共まだボールロストもあるし、いいときの姿からはかけ離れている。


2連敗からのリアクションとしては良いものを見せてもらった。
オーバメヤン規約違反というやっかいな問題は抱えているが、チームが前向きになったということは間違いないだろう。

 

 

 ↓応援クリック

にほんブログ村 サッカーブログ アーセナルへ