アーセナルを追い続けて~since2014

アーセナルを追い続けて20年超のガナーズが今シーズンを綴ります。

アーセン・ベンゲルがアーセナルの監督に就任して以来、 アーセナルを追い続けて20数年。
そんなアーセナルの2014-15、2015-16、2016-17、2018-19、2019-20シーズンに続き、
2020-21シーズンもアーセナル視点で綴ります。

プレミアリーグを中心に戦評します。 CL・EL・FA杯は可能な限り戦評します。
※フォーメーション(スタメン)は毎試合掲載します。

【第24節 アーセナル VS アストン・ヴィラ】 ジョルジーニョの劇的弾で4戦勝ちなしを払拭 (プレミアリーグ)

 ■結果 アーセナル(A)   4-2   アストン・ヴィラ

プレミアリーグ】2023/02/18(土)
アーセナル(A)   4-2   アストン・ヴィラ


【得点】
5’  0 - 1 ワトキンス
16’  1 - 1 サカ
31’  1 - 2 コウチーニョ
61’  2 - 2 ジンチェンコ
90+3’  3 - 2 O.G(ほぼジョルジーニョ
90+8’  4 - 2 マルティネッリ

 

 

■4-2-3-1

中2日のマンC戦から2枚交代。
IN:トロサール、ホワイト
OUT:マルティネッリ、冨安

【スタッツ】

 

■戦評:2ドリード許すも巻き返して劇的勝利

まさにアーセナル劇場!
4戦勝ち無しで迎えたアウェイのエメリ率いるヴィラ戦ということで、負けるわけにいかない試合で苦戦を強いられた。
開始早々5分に失点し、同点にするも、31分にあっさり中央を空けてしまって再び勝ち越しを許す。
そんな流れを変えてくれたのが、61分のジンチェンコ。そしてドローもやむ無しと思えたアディショナルタイムにドラマが待っていた。
90+3分にマルティネッリのマイナスの戻しをジョルジーニョミドルシュート、それが枠にあたって跳ね返ったところにGKエミマルの頭にあたってゴールに吸い込まれた。
実際はエミマルのO.G.だが、ジョルジーニョのゴールと言っていいだろう。
そして仕上げはヴィラのエミマルも上がった最後のCKからボール奪取してヴィエイラ→マルティネッリと繋いだダメ押しゴール。
負けるわけにいかない大事な試合で、後半巻き返して見事に勝ち点3をゲットした。

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M.O.Mは、ジョルジーニョ
90+3分のミドル(公式にはO.G.)でガナーズの心を鷲掴みにされた。それまでのプレーも攻撃の起点となり、DFの裏や縦にパスを入れており攻撃を牽引。守備でも、守備範囲や走力で不安しかなかったが、ポジショニングとタイミングでボール奪取もしっかり遂行し、かなり戦力になることを示していた。あらためてジョルジーニョ取れたことに感謝だな。

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《悪かった点》

悪循環の前半の守備
…先制点はジンチェンコのドリブルをカットされてからワトキンスに渡してサリバとの1対1をあっさりゴールに結び付けられたもの。サリバの対応ももっとサイドに追いやるべきだったし、サリバであれば追いやれたと思う。
 それよりも深刻だったのは2失点目。CBから中盤カマラのルートを空けてしまいあっさり前を向かれて、さらに少し降りたコウチーニョへも寄せられず前を向かれたことが要因。中2日の影響なのかいろいろずれててこの失点はいただけなかった。

 

停滞する左サイド
…ジェズス不在の影響を一番受けているのがこの左サイド。左サイドに流れることが多くそこから連携と突破力で相手陣形を崩せていたものが、エンケティアに変わって左落ちが減って、マルティネッリとジャカの連携で崩すシーンが減っている。この試合ではトロサールに変わったが、何度かもっと寄ってこいとジェスチャーしていたシーンがまさにそれを象徴している。ティアニー待望論がでるのもわかる。なにかを変化しないとここのところ同じ状態が続いている。

 

《良かった点》

進化が止まらないサカ
…同点ゴールのボレーは見事。決して簡単ではないシュートを見事に決めてみせた。これでPL9ゴール8アシストともう進化が止まらない。

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キャプテンウーデゴールのチャンスクリエイト7
…この試合では終盤のドフリーを外したシーンが印象的すぎてしまうが、その他の貢献度はかなり高かった。キーパス7本は秀逸。あとはゴールだけだ。シティ戦も含めて足を振っていいシーンでためらうシーンが多く前半戦同様に振ってほしいところ!

 


優勝ためにはこういう劇的勝利は必須条件で、それがこのタイミングででることに今の強さを感じた。スタメンをはずれたマルティネッリが途中から出てきて躍動感を見せしかもゴールまで奪うっていうのが流れがいい。(そもそもは交代できるトロサールがいることが大きい)

そして、この劇的勝利の反対でマンCがフォレストに引き分け。
これで消化試合が1試合少ないものの再び首位に立った。
実に気持ちがいい!!



 

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