【プレミアリーグ第2節 アーセナル VS バーンリーFC】 エースが決めて新戦力が躍動し、10年ぶりの開幕2連勝
■結果 アーセナル(H) 2-1 バーンリーFC
【プレミアリーグ】 2019/8/17(土)
アーセナル(H) 2-1 バーンリーFC
【得点】
13’ 1 - 0 ラカゼット
43’ 1 - 1 バーンズ
64’ 2 - 1 オーバメヤン
■セバージョス、ダビドルイス初スタメンの4-2-3-1
第1節から3枚交代
OUT:ジャカ、ムヒタリアン、チェンバース
IN:ラカゼット、セバージョス、ダビドルイス
セバージョスがトップ下で初スタメン
第1節トップ下のウィロックがボランチへ
ダビドルイスもチェンバースに変わって初スタメン
後半からはネルソンに変わってペペも起用された。
エジルはベンチ外だったもののスタジアムには顔を出した。
【スタッツ】
■戦評:セバージョスがチームを牽引し、ラカゼット、オーバメヤン弾で連勝
開始そうそう何度かチャンスを迎えて、13分にCKからラカゼットが倒れ込みながらのシュートでねじ込んで先制。
ところが、前半のうちに憎きバーンズに決められて同点にされる。
それでも64分にセバージョスのパスが引っかかるもすぐに奪い返して、オーバメヤンがそのままシュート!
まさにエースの決定力でリードを奪った。
その後は得点の機会を決めきれなかったもののそのまま2-1で勝利っ。
なんと10年ぶりの開幕2連勝を飾った。
M.O.Mは、セバージョス
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間違いなくこの試合の主役はセバージョスだった。まず運動量があるのでボールがよく回って、ボールを運べるのでチャンスメイクができる。
そしてなによりターンがうまいのでボールを受けて前を向くことができるので、攻撃のスイッチが入る。ディフェンスも献身的だった!
文句なしのMOMで、ガナーズの心を鷲掴み!
《悪かった点》
<ペペの連携>
後半から投入されたペペは、まだ連携がイマイチで乗り切れていない。
それでも随所に片鱗は見せるので期待はできるが、コンディションを含めてまだまだである。
<ボールを奪われた後の守備>
スタッツを見てもわかるようにシュート打たれすぎ。
非シュート18本とボールを奪われてからあっさりとゴール前まで運ばれる守備はまだまだ改善されていない。
《良かった点》
<心を掴んだセバージョス>
MOMのくだりでも書いたが、特にかく良かった。
イメージするならカラルラとラムジーを足して割ったようなプレー。
とにかくターンがうまいのが、期待以上だ。
もしかするとカソルラ離脱から欠けていたペースがハマったのかもしれない!
<あっさり溶け込んだダビドルイス>
デビュー戦となったこの試合で、あっさりDF陣を掌握し、DFリーダーして君臨。
今までムスタフィが行っていた前線へのフィードも披露し、オーバメヤンとの相性も良さそうである。 集中力が切れないようであればかなりの戦力になってくれるだろう。
<ウィロックとグエンドウジ、セバージョスの連携>
この試合ボランチに入ったウィロックとセバージョスが幾度もポジション変化させつつボールを運んだ。
パス数でもセバージョスがチーム1の70本、ウィロックが2位の64本。
そこにグエンドウジが5位ながら57本で、成功率は94.7%。中盤の連携が活性化していた。
これでエジルが戻ってきたらどこで使うのかは悩ましいところだが、
とにかく新戦力が期待以上に効果的で、
申し分ない2連勝スタート。次節は、8.24アウェイでのリヴァプール戦。真価が問われる。
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