アーセナルを追い続けて~since2014

アーセナルを追い続けて20年超のガナーズが今シーズンを綴ります。

アーセン・ベンゲルがアーセナルの監督に就任して以来、 アーセナルを追い続けて20数年。
そんなアーセナルの2014-15、2015-16、2016-17、2018-19、2019-20シーズンに続き、
2020-21シーズンもアーセナル視点で綴ります。

プレミアリーグを中心に戦評します。 CL・EL・FA杯は可能な限り戦評します。
※フォーメーション(スタメン)は毎試合掲載します。

【プレミアリーグ第12節 アーセナル VS レスター・シティ】 守備的戦術を敷くも好調レスターを止められず完敗

 ■結果 アーセナル(A) 0-2 レスター・シティ

 【プレミアリーグ】 2019/11/9(土)
アーセナル(A) 0-2 レスター・シティ

【得点】
68’ 0 - 1 ヴァーディー
75’ 0 - 2 マディソン

 

 

■エメリ背水の陣で3-4-1-2のスリーバック

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第11節の4-3-3から 3-4-1-2に変更
OUT:セバージョス、ティアニー、ソクラテス
IN:コラシナツ、ホールディング、ベジェリン

ELの第4節で指導させた3バックを採用
EL第4節とは、前線が3枚というよりは、エジルが1で2トップ。



【スタッツ】

 

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■戦評:守備的な戦術で挑むも、崩されて成すすべなく完敗

 

完敗である。完全なる力負け。
レスター相手に現実を見て、プレスは掛けずに引いて守ってカウンター狙いというある意味弱者の戦術。
守備のときは5バックにしてスペース埋めて完全に引いていた。
守備のタスクとして異なっていのは、エジルがレスターの攻撃の起点であるエンディディに張り付いていたこと。
前半はこれがうまくいっていたが、後半失点して攻撃せざるを得なくなって崩れてしまった。
そして崩してまで攻撃に出たにもかかわらず、SoTは1本。チームとしてオーバメヤンにシュート1本しか打たせることができなかった。


M.O.Mは、ベジェリン
正直該当者なしなのだが、、、
PL復帰戦で、いくつかパスミスはあったものの、チーム1のタッチ数を記録し、クロス5本で攻撃においての存在感を示した。カウンターからのオーバメヤンへのパスがオフサイドだったことが悔やまれる。

《悪かった点》

<チームとしての守備戦術の欠如>

 

この試合は守備的な布陣でカウンター狙いだったが、どこにボールを追い込んで、どこで奪うのかは見えなかった。
エジルのエンディディのマンマーク以外はただただスペースを人で埋めているに過ぎず、結局シュートまで持っていかれてしまう守備は変わらなかった。

 

<勝つための戦術不足>

 

守備的な戦術をとった時点で、失点の恐れも減る。そして当然得点の機会は減る。それでも先制を許すことは想定できる。
そんな想定内であるはずの失点後のリアクションが弱かった。ペペ、ウィロックを投入したものの効果的ではなく、結果的には失点後にほぼチャンスを作り出せなかった。

 

《良かった点》

<攻撃への時間獲得>

 
エジルがいることで中盤で、タメができて密集から抜け出せるためにある程度攻撃への時間を作ることはできたと思う。そこからベジェリンが上がることでいくつか好機を想像することはできた。回数は少なかったが…

 

 

正直この試合でエメリの進退が決まるXデイとなるかも?っと思っていたが、どうやらそうはならなそうな雰囲気。監督交代が行わるなら大敗もありかもと、半分本気で思っていただけに拍子抜けだった。


少なくともこの試合の戦術であれば大敗することはなかっただろう。が、勝つ可能性はどの程度あったのか、勝つ気があったのか疑問でしかない。
レスター相手に勝つ可能性の低い戦術を選択したところに、エメリの限界を感じる。
スッキリしない日々がまだまだ続きそうだ。。。

 

 

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