アーセナルを追い続けて~since2014

アーセナルを追い続けて20年超のガナーズが今シーズンを綴ります。

アーセン・ベンゲルがアーセナルの監督に就任して以来、 アーセナルを追い続けて20数年。
そんなアーセナルの2014-15、2015-16、2016-17、2018-19、2019-20シーズンに続き、
2020-21シーズンもアーセナル視点で綴ります。

プレミアリーグを中心に戦評します。 CL・EL・FA杯は可能な限り戦評します。
※フォーメーション(スタメン)は毎試合掲載します。

【プレミアリーグ第24節 アーセナル VS チェルシー】 退場者出すも2度追いついて魂のドロー

 ■結果 アーセナル(A) 2-2 チェルシー

 【プレミアリーグ】 2020/1/21(火)
アーセナル(A) 2-2 チェルシー


【得点】
28’ 0 - 1 ジョルジーニョ
63’ 1 - 1 マルティネッリ
84’ 1 - 2 アスピリテイタ
87’ 2 - 2 ベジェリン

 

 

■満を持してベジェリン復帰4-2-3-1 

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23節から1枚交代
OUT:ナイルズ
IN:ベジェリン

予想外にベジェリンがスタメン復帰を果たした。
ナイルズが偽SBとして機能し始めたタイミングだけにこの起用がどう出るか?!


【スタッツ】

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■戦評:シュート2本に込めた熱き思い!

 まさにビッグロンドンダービーという熱い試合に。ガナーズの魂を見た!
まず26分ムスタフィがパスミスやらかして、ダビドルイスがカバーしようとしてレッドカードでPK献上してあっさり失点。 Embed from Getty Images

 

失点して一人失って残り70分弱という最悪の展開。とりあえずジャカがCBに落ちて、エジルがDMFに落ちて対処し、前半をなんとかその後の崩壊を食い止め終えたが、打ったシュートは0。
後半も選手交代はなしで、なんとか凌いでいた63分にCKのクリアからマルティネッリがドリブルで抜け出し、カンテが滑るという幸運もありつつ、歓喜の60M爆走弾! Embed from Getty Images

 

これでなんとか同点で追われればと思ったものの、84分にCKの流れからアスピリテイタに決められて再びリードを許す。
それでも、87分、ベジェリンがフェイント相手が縦を切った後に左足一閃、外から巻いたシュートがケパの横を抜けゴールに吸い込まれた。Embed from Getty Images

この状況で2度リードを許したにもかかわらず諦めないリアクションで同点に持ち込んだスピリットはからなずやチームに向上をもたらすだろう!

M.O.Mは、マルティネッリ
チームの心をつないだ同点弾は価値がある。トラップ失敗したけどそれがカンテの滑りを誘発するなど幸運もあるが、落ち着いたシュートも18歳とは思えない才能だ。
そして、ゴール以外にも一人少ないことを感じさせないスプリント数でチームをカバーし続けた。


《悪かった点》

 ・ムスタフィのミス

…もうこれがあるからムスタフィは・・・。それ以降の守備は集中していいプレーを見せていたので、悪くはないのだが、如何せん致命的なミスを起こすプレーは如何ともし難い。


攻撃の形を封じられたあとのリアクション

…退場者を出す前からビルドアップはうまくいってなかった。対人対応でエジルを封じられて、ほぼ前線にボールを運べなくなっていた。 

 

 

《良かった点》

 ・スピリット

…これにつきる。シュート2本で2点。
それがどおした、その2本に込めた思いが大事だ!


アルテタの采配

…Dルイスを退場で欠いて、一次ホールディングを用意していたが、投入しなかったアルテタ。この勝ちに行くんだというメッセージが選手に届いた形だ。(セバージョスの序列だけが気にはなるが…)


ベジェリンの復帰&得点

…この大一番で復帰したベジェリン。前回の怪我明けはまったくスピード感がなくフィットしなかったが、この試合はしっかり戦えていた。そして左足でゴールまで決めてみせた。もうベジェリンがキャプテンでいいのではないだろうか?


ジャカのCB

…正直やめてほしいけど、無難にこなしてくれた。しかしここでしっかりこなしたおかげで戦う意志が維持されたと思うとこの対応力は称賛すべきだ。もう数ヶ月前のジャカとは別人である。


両WGの守備の意識

…この試合前線のタッチ数は、マルティネッリ39、エジル34、ペペ42とかなり少ない。それだけ守備に追われていたが、集中を切らさずにしっかり守備の規律を守った。 

 

 

 4位争いに残るためにはライバルに勝つしかなかったのだが、ドロー。
そういう意味では上位にいるチェルシーのほうがいい結果なのだが、この試合はもはや別の意味を持った。
一人多くて2回リードしながらも勝てなかったチェルシーと、一人少なくて2回リード許しながらも追いついたガナーズ
誰がなんと言っても、ガナーズの将来を照らす価値あるドローだ。 

Embed from Getty Images

 

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