アーセナルを追い続けて~since2014

アーセナルを追い続けて20年超のガナーズが今シーズンを綴ります。

アーセン・ベンゲルがアーセナルの監督に就任して以来、 アーセナルを追い続けて20数年。
そんなアーセナルの2014-15、2015-16、2016-17、2018-19、2019-20シーズンに続き、
2020-21シーズンもアーセナル視点で綴ります。

プレミアリーグを中心に戦評します。 CL・EL・FA杯は可能な限り戦評します。
※フォーメーション(スタメン)は毎試合掲載します。

【プレミアリーグ第32節 アーセナル VS ストーク・シティ】 オーバメヤン2発、ラカゼット復帰弾で快勝

 ■結果・スタッツ アーセナル(H) 3-0 ストーク・シティ

プレミアリーグ】 2018/3/31(土)
アーセナル(H) 3-0 ストーク・シティ


【得点】
75’ 1 - 0 オーバメヤン
86’ 2 - 0 オーバメヤン
89’ 3 - 0 ラカゼット

■EL準々決勝を控え、3名入れ替え

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EL2ndレグからは3枚交代
OUT:ムヒタリアン、ジャカ、コシェルニー
IN:オーバメヤン、エルネニー、チェンバース

EL準々決勝CSKA戦を控えて、
ムヒタリアン、ジャカ、コシェルニーはベンチスタート
チェフは怪我でベンチ外
ラカゼットが怪我から復帰でベンチ入り

【スタッツ】

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■戦評:前半凡戦、後半躍動で3発快勝

前半は凡戦演じるも、
後半にエンジン掛かって結果は3-0勝利

まずはエジルがドリブルで仕掛けて後ろから足出されPK
それをオーバメヤンが冷静に決めて先制

次はエジルのCKからモンレアルすらして、オーバメヤンがボレー弾

仕上げはラカゼットが押し倒されてPK獲得
ハットトリックの可能性があったオーバメヤンではなく、
ラカゼットが自らゴール。

いずれも流れからのゴールではなかったが、
61分にラカゼットが投入されてから連動性があがり、
得点の匂いは満ちていた。

EL最優先とは言え、ここからのプレミアリーグの闘いも
来季に向けて考えると重要で、
ラカゼットとオーバメヤンの同時起用の可能性を感じる試合となった

この試合のパス数は、

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チェンバース、ムスタフィについで
エルネニー、ラムジーとパス数が多かった。
(エルネニーは75分で交代)
前線からのプレにも慌てずにボールを回せた結果だろう。
そして、ラムジーとエルネニーのパス交換が多くなれば、
ボールはよく回り、それにエジル不定期に降りてきて
ボールに触れていくと連動性が増し、決定機を演出できる

問題はこのエルネニーがジャカに代わったときに
ラムジー、ジャカのパス数がどこまで伸びるか?!
動き回ってパスルートを作るエルネニーの動きは
ジャカにはないので、そのあたりをどう補うかが
今後のポイントになるだろう

さぁ、最優先のEL準々決勝だ!

 

 

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【EFLEL決勝T2回戦2ndレグ アーセナル VS ミラン】 気持ちを魅せた!ミラン相手に2連勝でELベスト8進出

 ■結果・スタッツ アーセナル(H) 3-1 ミラン

【EFL】 2018/3/15(木)
アーセナル(H) 3-1 ミラン (2戦トータル5-1)


【得点】
35’ 0 - 1 チャルハノール
39’ 1 - 1 ウェルベック
71’ 2 - 1 ジャカ
86’ 3 - 1 ウェルベック

■EL優先でフルメンバー

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30節から7枚交代
OUT:チェフ、イウォビ、オーバメヤン、コラシナツ、
 エルネニー、ホールディング、ナイルズ、
IN:オスピナウェルベックラムジーウィルシャー
 モンレアル、コシェルニー、ベジェリン

ミランとの1stレグからは
サイドバックの2枚が交代

【スタッツ】

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■戦評:初戦のアドバンテージを活かしつつ中盤がうまく機能して快勝


前半35分に先制を許したときは嫌な空気が流れたが
ウェルベックのPKでいや流れを変えることが出来た。
そのPKが、疑惑のPKと言われてしまっているが、
このPKに救われたことは事実だ。

それでも、内容としてはパスもよく回っていたし、
前への推進力もあった。

ジャカのミドルはGKのミスとは言え、良い弾道で飛んでいたし、
3点目も最後まで前に攻めた結果だ。

この試合でよかったのは、ジャカとラムジー
ラムジーはいつもよりボールタッチが多く、パスも多く
ジャカと2人で中盤を流動させていた。
そしてシュートこそ入らなかったものの、決定的な場面を演出していた。

守備としては、まだまだ寄せがあまいし、シュート打たれすぎだが、
相手にある流れをしのいで、きっちり得点したことは素晴らしい。

そして、68分から途中出場のエルネニー
なれない右サイドでの起用だったが、前線からボールを追い回し、
相手に簡単にパス回しをさせなかったことで、
相手の勢いを削ぐことに成功していたし、
3点目もゴールもエルネニーのパスからだった。

2得点のウェルベックも評価はできるが、
動きとしてはまだまだ…


守備にはまだまだ課題があるが、
前への気持ちと攻撃のバリエーションで相手を上回っていた。

この流れでEL制覇を。 やるしかない!

 

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【プレミアリーグ第30節 アーセナル VS ワトフォード】 記録づくしの快勝の影にエルネニーあり

■結果・スタッツ アーセナル(H) 3-0 ワトフォード

プレミアリーグ】 2018/3/10(土)
アーセナル(H) 3-0 ワトフォード


【得点】
8’ 1 - 0 ムスタフィ
59’ 2 - 0 オーバメヤン
77’ 3 - 0 ムヒタリアン

■EL優位で6枚入れ替えも攻撃陣は遜色なし

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3.8のELミラン戦から6枚交代
OUT:
ウェルベックウィルシャーラムジー
コシェルニー、チェンバース、オスピナ

IN:
オーバメヤン、イウォビ、エルネニー、
ホールディング、ネイトランドナイルズ、チェフ

流石に中2日の闘いで、EL優先のメンバーチェンジ
ただし、主力はそこそこ残してチームとしてはそこまで落としていない


【スタッツ】

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■戦評:ムヒタリアンエジルオーバメヤンだ!記録づくしの3発快勝

3発快勝!実に素晴らしい試合だった。
ELの勢いを消す訳にはいかない大事な闘いでしっかりと内容ある結果を残してくれた。

エジルオーバメヤンムヒタリアンのコンビは最高に楽しい。
この3人のコンビが確立されればかなりの脅威になるだろう

先制点はエジル→ムスタフィのヘディング
これがArsenalホーム通算1000ゴールというメモリアルゴール
そしてエジルはこれでプレミア最速の141試合目で50アシスト達成

追加点は、ムヒタリアンオーバメヤンのコンビでGK交わしてゴールEmbed from Getty Images
トドメはゴール前からのこぼれ球をオーバメヤンが拾って、ムヒタリアン

3点とも素晴らしい得点で攻撃の可能性を感じさせてくれるものだった。

守備ではチェフPKも留めて久々にクリーンシート達成Embed from Getty Images
というかチェフがArsenalでPK止めたのはじめてみた気がする・・・
これでチェフは200回目のクリーンシート達成

そしてヴェンゲルはArsenal通算700勝達成

記録づくしの快勝!ELに向けていい流れを保った。


この試合良かったのはエジルムヒタリアンオーバメヤンのコンビだが、
それにもまして存在感があったのはエルネニーだ!Embed from Getty Images
やはりこの選手、とにかく動くことによってスペースを見つけ出すから、
チームとしてパスルートを生み出せて、攻撃のリズムが作れる。
この日は結構前でも見事な動きとパスで前線への攻撃を活性化させていた
パス数73本はチーム1位の数字だ。そして、ジャカも活きている。


ラムジーに比べると細かい技術やシュート力では劣るのかもしれないが、
ボールタッチを増やしてパスでリズムを掴むことができるのは、
チームとしては良い効果を生み出してくれている。

さぁ、いい流れでELミラン戦2ndレグへ

 

 

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【EFLEL決勝T2回戦1stレグ アーセナル VS ミラン】 ミラン相手にアウェイ2得点完封で2回戦突破へ大きく前進

 ■結果・スタッツ アーセナル(A) 2-0 ミラン

【EFL】 2018/3/8(木)
アーセナル(A) 2-0 ミラン

【得点】
15’ 1 - 0 ムヒタリアン
45’ 2 - 0 ラムジー

■満身創痍の状態で生き残りをかけたミラン

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29節から3枚交代
OUT:チェフ、イウォビ、オーバメヤン
IN:オスピナウェルベックラムジー

財政的に厳しいミランと成績不振すぎてアーセナルのクラブの生き残りをかけた戦い。
この2クラブがこんな状態である事が驚きではあるがこれが現実。
これで負けたら流石にヴェンゲルも辞任するだろう。そんな瀬戸際の闘い

オーバメヤンは規定により出場できず

【スタッツ】

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■戦評:背水の陣でミランを圧倒しアウェイで2得点完封

とにかく勝った。
これで負けたらチーム崩壊必死な状態で、なんとか踏みとどまった。

後半はペースが落ちたが、前半はとにかく良かった。

15分に先制できたことでチームとしても落ち着いてプレーが出来た。
ミランの守備は結構ゆるくて、なんどもムヒタリアンがフリーでボールが持てる
その何度目かのチャンスでしっかき決めてくれた。

そして大きかったのは前半終了間際の、エジルラムジー
完璧なパスと完璧な飛び出しで、GK交わしてゴール

前半で2点リードしたことで後半ペースが落ちで
スタッツ的にはシュート数で上回られているが、
2点差あることで焦ることなく優位に試合を進められた。

ただ、12本シュート打たれてはいるものの、枠内は1本のみ
こちらは8本だが、枠内4本で、2得点。

ミランガットゥーゾ監督になってから息を吹き返していると聞いていたから
少し恐れていたけど、内容的には、中盤でのミスも多く、
攻撃もロングパスが多く、シュートもPA外からほとんどで
怖さという点ではあまりなかった。

ともかく公式戦4連敗でPLでの上位を望めない状態での
唯一の希望ヨロッパリーグミラン相手にアウェイで2得点は素晴らしい結果だ。

後半ペースが落ちたことで
完璧なリアクションではなかったが、自身を取り戻すには充分な結果だ。

まだ勝ち抜けたわけではないし、安心はできない。
来週のホームゲームでも気持ちを見せてほしい。

 

 

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【プレミアリーグ第29節 アーセナル VS ブライトン】 泥沼公式戦4連敗。2018年4勝2分8敗とい負のスパイラル

■結果・スタッツ アーセナル(A) 1-2 ブライトン

プレミアリーグ】 2018/3/4(日)
アーセナル(A) 1-2 ブライトン

【得点】
7’ 0 - 1 ダンク
26’ 0 - 2 マリー
43’ 1 - 2 オーバメヤン

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【プレミアリーグ第28節 アーセナル VS マンチェスター・シティ】 悪夢再び、ホームで3失点惨敗

 

 ■結果・スタッツ アーセナル(H) 0-3 マンチェスター・シティ

プレミアリーグ】 2018/3/1(木)
アーセナル(H) 0-3 マンチェスター・シティ

【得点】
15’ 0 - 1 ベルナルドシルバ
28’ 0 - 2 ダビドシルバ
33’ 0 - 3 ザネ

 

■再び4バックでリベンジへ

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カラバオ杯決勝から4枚交代
OUT:ウィルシャー、イウォビ、モンレアルオスピナ
IN:ウェルベックムヒタリアン、コラシナツ、チェフ

怪我のモンレアルに代わってコラシナツ
フォーメーションを3バックから4バックにまた戻した。


【スタッツ】

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■戦評:前半で3失点。チカラの差が出た結果に


またもや3失点での敗戦
もう惨敗。コテンパンだ。
チカラの差をまざまざと見せつけられた。
チームとしての差を感じた。

公式戦3連敗
かなりきつい状況に追い込まれた

カラバオカップ決勝に比べると「戦っていた」と思う。

前回は攻めることができなかったが、
攻めてはいた。が、最後が決まらない

失点のシーンはドリブルで崩されパスワークにやられた
(前回のミスからの失点とは異なる。)

攻撃に関しては、うまく組み立てることができない時間もあったが、
何度かチャンスを作って、惜しいフィニッシュまで行っていた。、

ただ、守備で言うとやはりセンターバックボランチの距離感が問題。
その距離感が長いために、前線からプレスをかけられると
サイドバックしかなく、サイドバックからもボールが繋げず、
やむなくバックパスするという悪循環に陥っていた。というかハメられていた。

今はセンターバックから繋げられる状況でも
リスクを回避してゴールキーパーにバックパスしている
ここをどうやってつないでいくのか、形にするのか、
形を用意しておくのか、そこが最大の課題である。


逆にマンCにサイドまでは追い詰めるが、
ほころびをつかれてかわされて、決定機を作られていた

ひとつとして攻撃の形をどうやってつくっていのか、
チームとしてオーバメヤンをどう活かすのか
どうやってフィニッシュさせるのか、

選手の自主性を重んじるパスワークのArsenal
ここ数年の戦術の発達で、これだけでは通用しなくなってきている

これからの10年を考えると
やはり戦術をいくつ持っているのか、
状況におおじてた正しい戦術を選択していく
これが必要だろう。


ともかく、これで4位トッテナムとの差は10
流石にEL最優先だな。(オーバメヤンでれないけど)

 

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【EFLリーグ杯決勝 アーセナル VS マンチェスター・シティ】何もできずに… カラバオ杯はマンCの手に

 

■結果・スタッツ アーセナル--- 0-3 マンチェスター・シティ

【EFL】 2018/2/25(日)
アーセナル 0-3 マンチェスター・シティ


【得点】
18’ 0 - 1 アグエロ
58’ 0 - 2 コンパニー
65’ 0 - 3 ダビド・シルバ

■1.14以来の3バック採用。前線はオーバメヤンエジルウィルシャー

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EL決勝の1回戦2ndレグから7人交代

OUT:ウェルベックムヒタリアン、イウォビ、
   エルネニー、ナイルズ、コラシナツ、ホールディング
IN:オーバメヤンエジルラムジー、ジャカ、
   モンレアル、コシェルニー、ムスタフィ

1.14のボーマンス戦以来の3バック
まさかここに来ての3バック採用
しかもELで精彩を欠いたチェンバーススタメン


【スタッツ】

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■戦評:何もできずに3失点で完敗


なぜ3バックを採用したのか?このところずっと4バックできていて、
このタイミングで3バックにしたのは、消極的な選択だったか?!

試合は序盤からマンCペース。
それでもそうそうに前線でチャンスを作り、もう少しで先制という
ところまで来たが、オーバメヤンのシュートはGKに止められた

その後はすっかりマンCペースで
マンチェスターシティのハイプレスに
ボランチセンターバックとの距離があいているので繋げなくて
バックパスしてはGKという繰り返し。
まったくボールが持てないくてリズムが掴めない
ラムジーとジャカを使いたいから3バックだったのだろうが、
CBが下がりすぎているし、ラムジーは降りてこないから
ボールが前に入らない。

そしてムスタフィのミスから失点して完全にマンCペース
さらにコンパニーニ決められ、シルバにも決められ万事休す

終盤にようやっとボール持てて少しは攻めたが、
終始マンCペースといっていいだろうし、
攻撃の形を作ることなく試合が終わった。
完敗である。

全てにおいて中途半端で
けっきょくシュートも5本しか打てず、
全くいいところなかった。
これでは次節PLのマンC戦も思いやられる。

いろいろあるけど、、、
・もう3バックはやめたほうがいい
・上位相手にラムジーはビルドアップにつながらない
・もっとリスクを負ってでも責めろ
・CBからのビルドアップをマスターせよ

はぁ。

 

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