■結果 アーセナル(H) 1-0 ポルト
【FAカップ】2024/02/21(水)
アーセナル(H) 1-0 ポルト （アグリゲートスコア 1 - 1 ）
【得点】
41’ 1 - 0 トロサール
■4-3-3
【スタッツ】
■戦評：まさに死闘。アグリゲートスコアで1-1 PKの末
本当に厳しい戦いだった。
ポルトはしたたかに時間を使い、徹底してロングボールでリスクを回避し、こぼれを狙う。守備でもDFラインを高く設定し、ボールホルダーに寄せていき小さなスペースで決定機を作らせない。
そんな守備のスキを突いたのがウーデゴールのパスで、それを決め切ったトロサール。
これでさらに追加点と行きたいところだったが、そこからもポルトの守備は固く、なかなか決定機、どころかシュートチャンスももらえない。
最後はお互い攻め手を欠いて、アグリゲートスコアでドロー。
P.K戦に入ると、落ち着いてゴールを決めるキッカーと、ラヤ２本止めて歓喜の勝利。シャー！！！！
M.O.Mは、ラヤ
120分間も安定したセーブを見せていたが、PKは圧巻で2本をしっかり止めて文句なしのMOM
多くのガナーズにラヤ獲得を納得させるセーブとなった。
【〇】実に14年ぶりのCLベスト8進出。それを7年ぶりのCL参加で達成したのは、何よりの自信となるだろう。そしてべスト8の顔ぶれを見ると、この8チームに入ったことを誇っていいのだと改めて実感。実に気持ちがいい。
【〇】わずかな隙間を縫ってウーデゴールからトロサールで先制点。守備でうまく守られてなかなか決定機を作れない中での先制点は、アグリゲートスコア1-1に持ち込む貴重な貴重なゴール。やっぱりトロサールは持っている！
【×】ポルトの戦いはしたたかで厳しかった。1点は獲ったもののポルトの守備の前になかなか決定機を作れない。ホームでこれだけ対応されるのはあまりなかった。いい時間があってもすぐに対応されてペースを奪い返される。フリーキック1本目で、オフサイドラインから戻るプレーを完全に対策されてたし本当にやっかいな相手だった。
【△】拮抗しすぎて選手交代をしにくい展開。ベンチメンバーとスタメンとの差なのかもしれないが、PKのことも考えてると多くは交代できなかった。
【〇】危なげないキッカーと守護神ラヤ！ PKでは2本セーブしたラヤが間違いなくヒーローだが、キッカーたちの落ち着きと危なげないシュートできっちり決めて勝利を手繰り寄せた。正直PKに持ち込まれたら勝てないのではと思ってしまったが、ガナーズたちはこれまでの経験を糧にして大きく成長していた。実に誇らしい。
ほんと長い長いトンネルを抜けた。
CLは決勝Tには行ける。そしてベスト16で敗退するからELへ回ることもなかったヴェンゲル時代を思い出してしまった。
さぁ新たな時代を築こう！
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