■結果 アーセナル(A) 2-0 レスター・シティ
【プレミアリーグ】2021/10/30(土)
アーセナル(A) 2-0 レスター・シティ
【得点】
5’ 1 - 0 ガブリエウ
18’ 2 - 0 スミス=ロウ
■4-4-2 前節と同じ布陣
第9節と同じ布陣。
カラバオカップからは9枚交代。
体調が心配されたホワイトもスタメンで起用された。
ティアニーは間に合わずタヴァレスを起用。
【スタッツ】
■戦評:ラムズデールスーパーセーブでクリーンシート
当面のライバルになるであろうレスター相手にアウェイで快勝!
サカのCKからガブリエウが頭で決めて先制すると、シュートのこぼれ球にいち早く反応したスミス=ロウがゴール!
これで2点リード。ただここからテンションが緩んで後半はレスターペースに。ラムズデールのスーパーセーブもあり得点を与えず、しっかりクローズ。
M.O.Mは、ラムズデール
前半終了間際のマディソンのFKはほんとにスーパーすぎるセーブだった。ただこれだけでなく後半の怒涛の攻撃を的確にセーブしたことが素晴らしい。
そしてなにより止めた後のガッツポーズや鼓舞する姿はここ近年アーセナルのGKにない心を熱くさせてくれるパーソナリティーだ。
《悪かった点》
2点先制後のゲームマネジメント
…2点先制すると、ハイプレスをやめてラインが下がってボールを保持できなくなった。リスクを冒す必要はないのでこれはこれでいいのだが、後半の25分過ぎまでは圧倒的に支配されすぎ。ウーデゴールが入って少し流れが変わったけど、1失点すると流れを戻せなくなるので、もっと早めに手を打ちたいところ。
《良かった点》
CKからの先制点
…今シーズン明らかに完全の兆しがあるのがセットプレー。ニアに2人が飛び込んでファーに数名飛び込む形は非常に可能性を感じる。この試合の先制点もひとつ前のCKはヴァーディーにクリアされたが、2回目で得点に結びつけた。
ラカゼットのビルドアップ
…やはりラカゼットがビルドアップに大きく貢献している。特に右サイドでややライン際に落ちて中央にスペースを作ってワンツーでそこを使う動きは秀逸で、そこから逆サイドのタヴァレスへの展開も見ていて効果的だった。
タヴァレスのカットイン
…ティアニーの離脱。昨シーズンはこの離脱を補くことができずにチーム自体が停滞したが、今シーズンはタヴァレスがそこをカバーしつつタヴァレスならではのバリエーションも増やしている。とくに中央への斜めのカットインは効果的で、縦への突破力が魅力のティアニーにはないものを存分に発揮してくれている。
ともかくこれで3連敗スタートの後、7戦で5勝2分の負けなし。順位も6位に浮上した。
そう6位。久々に聞いたこの順位。まだまだ上も下も差がないからここからが大事だが、充分上を狙える位置までは来ることができた。
次のワトフォード戦をしっかり勝ち切って、リヴァプールへ挑戦したいところだ。
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