■結果 アーセナル(H) 2-1 ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ
【プレミアリーグ】2022/02/25(金)
アーセナル(H) 2-1 ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ
【得点】
10’ 0 - ファン・ヒ・チャン
82’ 1 - ぺぺ
90+5’ 2 - O.G
■4-2-3-1 マルティネッリ復帰
2/19ブレントフォード戦から1枚交代
OUT:スミス=ロウ
IN:マルティネッリ
左WGにマルティネッリかスミス=ロウのどちらを使うか悩ましいはずだったのに、スミス=ロウが病欠
右SBに冨安かセドリックかを悩むところが、冨安が今度は反対の足の怪我でベンチ外
奇しくも2.10のウルヴァーハンプトン戦と全く同じメンバーとなった。
【スタッツ】
■戦評:ミスから失点するも82分からの劇的逆転劇
なんという劇的な勝利だ! これはテンションが瀑上がりした。
前半10分にガブリエウのバックパスをファン・匕・チャンに狙われて、無人のゴールに決められて失点。
そこから2失点目のピンチをなんとか逃れると、徐々にペースを掴むが、得点はなく前半終了。
後半のシュートまでは行けるが、ブロックされるか枠外でなかなか決定機を作れない展開。
そんな嫌な空気を途中出場のエンケティアとぺぺが打ち破ってくれた。
82分、右サイドからウーデゴール→エンケティア→ぺぺとつないでぺぺが見事な反転ゴール!同点に追いつくと
90+5分、サカのシュートを弾かれたボールをぺぺが拾って、ウーデゴール→ラカゼット→ぺぺ→ラカゼット でラカゼットが気持ちで押し込み勝ち越し!(記録はO,G,)
見事な劇的逆転勝利!!
M.O.Mは、ウーデゴール
1点目のアシストの1つ前のパスがウーデゴールからのもの。2点目も絡んでいる。とくに1点目のエンケティアへの浮き球パスは見事だった。89分頃の密集地帯からのループシュートが入っていたら伝説になっていたかもしれない。
《悪かった点》
ガブリエウのパスミス
…前半10分でやってはいけないパスミスからの失点。1年前ならこの失点をカバーしきれず敗戦していただろうが、ここからの逆転でミスを帳消しにした。そういう意味ではチームとして強くなったと言えるだろう。
ライン間で捕まえきれない守備
…ライン間でうまいポジションを取るモウチーニョをなかなか捕まえきれず、前線までプレスにいった際にかわされるとモウチーニョから反撃を食らっていた。これは最後までうまくいってなかった感じだったので、今後の対策が必要だろう。
《良かった点》
最後まで闘志を燃やし続ける姿
…ラカゼットを筆頭に、誰一人諦めるようなことはなく、ほんとに最後まで勝ち点3にこだわって戦い続けた。それを最もむき出しにしていたのがラカゼットで、サカ、ウーデゴール、ぺぺなどあまり表に感情がでない若いチームを引っ張ってくれている。これって技術とかじゃないけど、真に必要なことで、Arsenalが変わった部分かもしれない。
積極的なシュート26本
…打ちも打ったりシュート26本。枠内は5本と精度の課題はあるが、以前のシュートに持ち込めない姿から大きく変わった。ウルブズの堅牢な守備に挑み続けた。あとはミドルシュートをだれか枠に飛ばしてくれ。入る気がしない…。
トーマスの展開力
…MOM級の活躍だったトーマス。前半はなかなかボールを受け取らせてくれなかったが、中盤頃から得意の反転力と展開力で、前進させ攻撃の起点となっていた。あとはシュートを枠に…。
ほんとこういう劇的な勝利は最高すぎる。
TOP4争いでも4位のマンUに2試合少ないながら1pt差で、3位チェルシーとも1試合少ないながら5pt差と3位のしっぽまで見えてきた。
長引いている冨安の怪我が心配だが、ぺぺ、エンケティアもしっかり結果を出してくれたし、希望に満ちている。
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