アーセナルを追い続けて~since2014

アーセナルを追い続けて20年超のガナーズが今シーズンを綴ります。

アーセン・ベンゲルがアーセナルの監督に就任して以来、 アーセナルを追い続けて20数年。
そんなアーセナルの2014-15、2015-16、2016-17、2018-19、2019-20シーズンに続き、
2020-21シーズンもアーセナル視点で綴ります。

プレミアリーグを中心に戦評します。 CL・EL・FA杯は可能な限り戦評します。
※フォーメーション(スタメン)は毎試合掲載します。

【第4節 アーセナル VS フラム】 ミスから失点するも自ら逆転弾で開幕4連勝 (プレミアリーグ)

 ■結果 アーセナル(H)   2-1   フラム

プレミアリーグ】2022/08/27(土)
アーセナル(H)   2-1   フラム


【得点】
56’  0 - 1 ミトロビッチ
64’  1 - 1 ウーデゴール
86’  2 - 1 ガブリエウ

 

■4-2-3-1

直前になってトーマス、ジンチェンコが欠場。
代わりにエルネニー、ティアニーが入った。
今後の欠場のことを考えて1人ずつぐらい変えてくれと思っていたが、まさかのキーマン2人欠場とは・・・。
エルネニーを起用したところを見ると、ロコンガはアンカーとしては見てなさそう。

 

昇格組のフラム。つまりレノ神との対戦。
ここはひとつ、お手柔らかにお願いしたい。


【スタッツ】

 

■戦評:ミスから失点も意地の逆転で4連勝

キーマン2人入れ替わってどういうプレーになるのかが焦点だったが、当然同じプレーはできないのは当たり前で、ティアニーもエルネニーもそれなりに卒なくこなした。
そのせいも合って、右サイド側、特にウーデゴールサカのコンビが見事でウーデゴールはうならせるラストパスを何本も見せた。


得点も時間の問題かと思っていた。ところがこういうときにミスは起きるもので、自陣深い位置からのサカの不用意な浮き球パスをガブリエウがトラップを内側に留めてしまいそこをミトロビッチに詰められて失点。


これまでのアーセナルでここから逆転できるイメージが全く沸かなかったが、すぐにエンケティアを投入してシステムを変えると、ウーデゴールがゴールを決めて、タイムアップが迫った86分にCKからガブリエウが魂のゴールで逆転。
そこからは冨安&ホールディングで5バックにしてきっちり締めた。

 

M.O.Mは、ウーデゴール
サカとのコンビは絶品だった。そしてなによりゴール!今シーズンは明らかにゴールへの意識が違う。初戦のパスを悔いていたのが印象的だったが、そこから見事にゴールを量産し3ゴール目でチームのトップスコアラーに。見事!

 

《悪かった点》

GKにキャッチされるCK
…マルティネッリが左からのCKを蹴るようになって得点機会も増えているが、この日はファーサイドを狙ったCKが2度もレノに直接キャッチされた。最後にニアに蹴ってゴールを奪えたもののその前のCKはノーチャンスだった。今シーズンCKから得点できているとは言えGKに直接キャッチされるのは避けていかないと得点機会を減らすことになる。

 

《良かった点》

ミスした選手への態度とスタジアムの雰囲気
…ミスしたガブリエウに対してチームメイトが声をかけ、ウーデゴールが得点後にも声をかけ、スタジアム自体が責める雰囲気ではなく、鼓舞する雰囲気に。その空気が生んだ逆転弾!This is チームワークである! ちなみに、ジンチェンコベンチ外だったけどセレブレーションに加わっていたけど、あれはいいのか?! そしてガブリエウより喜ぶサリバ!

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ティアニーとエルネニー
…ジンチェンコと違ってワイドにはることが多いティアニーだったが何度かはうちに入りビルドアップを助けていた。同時に縦への推進力もなくなっていた気もするが、間違いなくジンチェンコから学んでいる。
 そして、エルネニーもトーマスの代わりなんてできるわけもなく、ただ持ち前の安定感で危ない場面を作ることなくボールをさばいた。チーム力を高めるためにはスタメンと控え組の格差をなくすことが必須な状況なのでこの試合で勝点を積み上げ、代わりではなく自身の特徴を出しつつプレーできたことは間違いなくプラスである。

 

苦戦はしたが逆転勝利!
これで無傷の開幕4連勝。首位!
ここからミッドウィークの試合もあるので、控え組の奮起が期待されるところだ。

 

 

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